沖縄市議会 > 2018-10-18 >
10月18日-10号

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  1. 沖縄市議会 2018-10-18
    10月18日-10号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第398回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  平成30年                                ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第398回                                 ││                                      ││           平成30年10月18日(木)午前10時開議          ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 10 号                 平成30年10月18日(木)                  午前10時 開議第 1       一  般  質  問第 2 選挙第3号  倉浜衛生施設組合議会議員の選挙第 3 選挙第4号  沖縄県後期高齢者医療広域連合議会の議員の選挙第 4       米軍基地及び自衛隊基地に関する調査について     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (30名)  1 番 島 田   茂 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 栄野比 和 光 議員    17 番 宮 城   浩 議員  3 番 仲宗根   誠 議員    18 番 森 山 政 和 議員  4 番 嵩 元 直 萌 議員    19 番 高江洲 義 八 議員  5 番 町 田 裕 介 議員    20 番 諸見里 宏 美 議員  6 番 瑞慶山 良一郎 議員    21 番 新 屋   勝 議員  7 番 屋富祖   功 議員    22 番 小 浜 守 勝 議員  8 番 稲 嶺 隆 之 議員    23 番 大 城   隼 議員  9 番 眞榮城 健 二 議員    24 番 新 里 治 利 議員 10 番 喜友名 秀 樹 議員    25 番 高 橋   真 議員 11 番 喜友名 朝 彦 議員    26 番 阿多利   修 議員 12 番 金 城 由 美 議員    27 番 伊 佐   強 議員 13 番 小 谷 良 博 議員    28 番 桑 江 直 哉 議員 14 番 伊 禮   悟 議員    29 番 池 原 秀 明 議員 15 番 上 地   崇 議員    30 番 前 宮 美津子 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市   長      桑 江 朝千夫    建設部長     仲宗根 保 彦 副市長        仲 本 兼 明    建設部参事    比 嘉 直 樹 副市長        與那嶺 克 枝    水道局長     仲宗根   弘 総務部長       仲 本 兼 章    水道部長     新 里 智 昭 企画部長       宮 里 善 伸    消防長      仲宗根   繁 企画部参事兼     山 内   強    教育長      比 嘉 良 憲 プロジェクト推進室長 市民部長       大 庭 隆 志    教育部長     森 川 政 寿 健康福祉部長兼    上 原 三千代    指導部長兼    與那嶺   剛 福祉事務所長                教育研究所長 こどものまち     屋比久   功    教育総務課長   松 元   司 推進部長 経済文化部長     上 里 幸 俊     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長       平 田 嗣 巳    議事課長     中 村 厚 夫 事務局次長兼     盛 島 秀 紀    議事課長補佐   金 城 優 一 庶務課長                  兼調査係長 ○小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数28名でございます。新里治利議員から遅刻の届け出があります。嵩元直萌議員からは連絡がありません。 本日は、議事日程第10号によって議事を進めます。 △日程第1 これより一般質問を行います。 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 おはようございます。議席番号9番、会派、護憲凛の会、眞榮城健二と申します。先ほど議長のほうからもありました広島東洋カープ、クライマックスシリーズ1戦目勝利、まことにおめでとうございます。本員も小学校のとき、優勝パレードに参加しまして、本員も広島カープの一ファンとして、また広島カープが今回日本一になって、もう一度、優勝パレードが沖縄市で開かれることを切に願います。よろしくお願い申し上げます。 凛の会の部分の説明について、お話をしていきたいと思います。護憲凛の会、凛という漢字は気を引き締め、すがすがしく、態度や姿などがりりしく、そしてきりりと引き締まる意味であります。若手新人、本員、そして喜友名秀樹議員が新たに加わり、これまでの護憲フォーラムの名称を発展的解消し、新たなる決意で頑張る次第でございます。会派長の高江洲義八議員、そして諸見里宏美議員、本員、眞榮城健二、そして喜友名秀樹議員ともども一生懸命頑張ってまいります。よろしくお願い申し上げます。 今回の沖縄市議会議員選挙におきまして、市民の皆様の御支持、御支援を賜り、初当選をさせていただきました。市民の声の代弁者として、市政に反映していき、沖縄市が住みよい、そして暮らしよいまちになれるよう一生懸命努めてまいります。 所見の前に本員の自己紹介をさせてください。本員は、安慶田青年会の会長を経験し、その当時、新里治利議員、そして喜友名秀樹議員ともども、地域の青年団活動に一生懸命頑張ってきました。その際には沖縄市青年団の会長として、こちらにいらっしゃいます稲嶺隆之議員が青年団の会長を務めておりました経緯があります。鋭い眼光は今でも変わらず、本員に一生懸命その言葉を一つ一つ丁寧に教えていただくことは、今でも本員に対して激励をしていると思います。また、その後、沖縄市青年団協議会の役員に加えさせていただきまして、新里治利議員、そして喜友名秀樹議員が青年団の会長の時には、本員は沖縄市青年団の事務局長として、お二人を一生懸命、誠心誠意サポートをさせていただきました。その期間中、沖縄市のさまざまな審議会、委員会に参加しております。こどものまち推進部長の屋比久部長がいらっしゃるときにも、本員は沖縄市こどものまち宣言の作成委員会、大人部会として子供たちの声を聞き、子供たちと一緒になって、こどものまち宣言を作成しております。そして沖縄市立図書館協議会長、沖縄市平和行政推進委員、沖縄市都市計画マスタープラン検討委員、そして第4次沖縄市総合計画審議会委員、また越来城下町まつり実行委員会事務局など、数多くの委員会、審議会にかかわらせていただいております。これらの活動を通し、本市におけるさまざまな課題とも向き合ってきました。一生懸命頑張ってまいります。よろしくお願い申し上げます。 通告書を申し上げる前に、所見を申し上げます。今回の台風24号、25号の被害に遭われた市民の皆様、台風では停電、断水、水害、家屋の被害など、数多くの方々が被害に遭い、大変、御不便な思いをされたと思います。心よりお見舞い申し上げます。これから沖縄市が災害に強いまちづくりをどう考えるか。課題が山積みだと思います。早急に災害時における避難先の確保、御家庭、御家族、お一人でもできる防災対策を本市としても改善していかなくてはなりません。 話は変わりますが、9月から11月にかけて、本市といたしましても、各自治会では敬老会が行われた自治会もあるかと思います。そこで先日、記載のあった新聞記事を紹介いたします。100歳以上の人口最多、全国は48年連続増、県内は1,179人の増となっているようです。統計をとった1973年以降、最多となっているようであります。9月17日は敬老の日、厚生労働省は9月14日、100歳以上となる全国の高齢者は6万9,785人、48年連続で増加したと発表がありました。昨年比では2,014人多く、その中で全体の88.1%を女性が占めているということです。では、県内ではどうだったでしょうか。100歳以上の高齢者は男性が137人、女性が1,042人となっています。市町村別で見ると那覇市が190人で一位、そして続いて沖縄市が118人、うるま市106人となっているとのことです。このように沖縄市においても118人の100歳を超える高齢者がいらっしゃいます。高齢者の皆様と子供たち、青少年、大人の皆様ともに安心、安全に暮らせる地域づくり、まちづくりを目指し、市政につなげるパイプ役として4年間務めてまいります。よろしくお願い申し上げます。 それでは平成30年9月第398回定例会、一般質問通告書42ページ、質問事項1.学校運動場整備について。質問の要旨(1)学校運動場の遊具について。小学校に設置されている遊具は児童の遊びや発達に重要な役割があり、また、児童同士のコミュニケーションや他者とのかかわり合いの中で、さまざまな出会いや遊びの多様性は極めて重要であります。①本市の各学校に設置されている遊具について、以下のとおり伺います。ア.設置基準について伺います。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 おはようございます。眞榮城健二議員の一般質問にお答えを申し上げます。 小学校に設置されております遊具の設置基準ということでのお尋ねでございました。小学校に遊具を設置する場合は文部科学省の小学校施設整備指針の中に、固定施設等は、児童の発達段階、利用状況等に応じ必要な種類、数等を検討して、十分な安全性及び耐久性を備えた仕様のものを選定することが重要であると示されています。これを踏まえ本市教育委員会においては学校と協議をしながら、遊具の必要性や設置場所等について検討をし、設置を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 小学校に設置されている遊具の必要性、状況、そして安全性に配慮した場所について検討をしているということです。ありがとうございます。それではイ.安全点検・安全確保の実施状況についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えを申し上げます。 先ほどの答弁の中でも申し上げましたが、同指針において、固定施設等については、定期的に安全点検を行い、破損箇所の補修を行う等日常的な維持管理を行うことが重要であると明記されております。本市教育委員会におきましては学校に対し、設置後は定期的な安全点検を行い、補修の必要性があれば教育委員会に連絡をし、対応をしていくよう助言をしております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 定期的な安全点検は事故を未然に防ぎ、また児童が安心して利用することができるよう点検作業は重要であると本員は思います。学校などにおける管理マニュアルなど、組織体制などにおいても学校の実情に応じて想定される危険箇所などを明確にし、事前発生時及び事後の危機管理に応じた体制を家庭や地域、関係機関と連携をより強化する必要性があるかと思います。教育委員会におきましても、今後ともサポートをさらに拡大していただきたいと思います。 続いて、児童の命や体を守るために最も重要な部分でありますウ.事故防止対策について伺います。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答え申し上げます。 学校におきましては遊具の利用に当たっては児童に対し、危険な利用や遊び方をしないよう適宜、安全指導を行い、事故の未然防止に努めております。また、遊具の破損等で利用に当たり事故が予見される場合、利用禁止の張り紙等を行いながら安全対策を合わせてとっております。その場合、速やかに管理職から本市教育委員会宛て、連絡が入り、修繕や場合によっては撤去等の対応を行うこととなります。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 児童の安全を管理職のリーダーシップのもとに教職員の先生方への的確な役割分担、情報収集、伝達方法など、適切な行動対処などに結びつけていただくよう、形式的なものでなく、機能的で実践的な対策を今後とも図っていただきますよう検討をいただきたいと思います。 それでは次に②安慶田小学校の遊具について。ア.新規設置場所について伺います。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えを申し上げます。 安慶田小学校の新規遊具の設置につきましては、教育委員会と学校側との協議の中で運動場の河川に沿って、幼稚園側に雲梯やジャングルジム、鉄棒を設置することとなっております。その際、野球チームとの調整の上での安全確保を図りながらの設置となっております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 現在設置中ということですね。ありがとうございます。新規遊具の設置においては安全性に配慮していただけるとのこと。そして野球チーム側からの要望も含めて、当局も今後最大限に対応していただけるとのことです。ありがとうございます。よろしくお願い申し上げます。 続いて、安慶田野球チームや安慶田老人クラブなどが放課後の運動場の利用を行っているとお伺いしました。地域に開かれた学校、地域とともに連携し合う学校づくりはコミュニティの柱だと本員は思っております。そこで学校遊具の設置場所等の影響が懸念されますが、次のイ.野球チームなど社会教育団体の活動の影響についてお伺いします。
    ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えを申し上げます。 議員、御指摘のような懸念がある場合、教育委員会としては学校と地域、また関係機関が話し合う中で、よりよい設置場所が見出せるよう助言をしてまいりたいと思います。その際、学校運営協議会やPTA役員会など、関係する方々の御意見も反映するような、そういう協議会の活用も可能ではないかと考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 地域の声とともに対応をしていただける学校、教育委員会が共通の課題解決に向けて取り組むことは非常に大切なことだと思います。さまざまな課題をクリアしていくためには地域住民、PTA、または保護者並びに利用団体の声をしっかりと聞いていただき、今後の遊具設置場所を効果的に対応していただけますよう検討をお願い申し上げます。 それでは次の質問に移らせていただきます。質問事項2.学校建てかえについて。質問の要旨(1)老朽化している幼稚園、小学校、中学校の建てかえについて。学校施設は次代を担う子供たちが集い、元気よく、そして生き生きと学び、生活をするとともに、地域住民にとっては生涯にわたる学習、文化、スポーツなどの活動の場であります。災害時には避難場所としての役割を果たす重要な施設でもあります。そのため学校施設の老朽化対策は先送りのできない重要な課題となっておりますが、以下のとおり質問をいたします。①幼稚園の現状についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 おはようございます。それでは眞榮城議員の御質問にお答えいたします。 幼稚園の老朽化の状況でございますけれども、築30年を経過する幼稚園につきましては、16園中5園、安慶田幼稚園、島袋幼稚園、越来幼稚園、諸見幼稚園、中の町幼稚園となっております。この中でも耐震化が必要とされている施設は安慶田幼稚園と島袋幼稚園となっており、安慶田幼稚園につきましては耐震化のための改築事業を行っており、次年度より島袋幼稚園の耐震化のための事業を開始する予定となっております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 築30年を経過する幼稚園が本市では5園あり、その中でも安慶田幼稚園が耐震化のための改築事業を行っている。次年度より島袋幼稚園においては開始予定ということです。ありがとうございます。済みません、再質問をさせていただきます。安慶田幼稚園における耐震化のための改築事業とはどのようなものかお伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 お答えいたします。 安慶田幼稚園の耐震化のための改築事業については、当該園舎が旧耐震基準となる昭和56年以前に整備され、老朽化も著しく、平成28年度に実施した耐力度調査において、改築の必要性を確認できたことから、建てかえに向けて昨年度、基本設計及び実施設計を行っております。基本設計業務における配置計画においては、現位置での建てかえも含め、敷地全体を考慮した建てかえ位置の検討を行ってまいりました。検討を進める中で、旧校舎跡地と隣接する老朽化した小学校プールと同時に改築するほうが敷地の有効性が図れることや、経済的にも優位であることから、1階を幼稚園園舎、2階を小学校プールとする合築での改築事業として進めております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 幼稚園とプールが合築した園舎に改築され、建物の位置も移動するとのことです。幼稚園跡地の有効利用、例えば運動場を広げることや照屋地域、照屋の4丁目、5丁目から通う子供たちも多いことから通学路における校門の設置なども含め、学校、地域、PTAと検討をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 再質問いたします。小学校のプールと合築することでプール利用時における幼稚園への配慮や工事期間中、プールが使用できない期間の影響について、どのように考えているのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 お答えいたします。 合築による配慮や影響につきましては、直近の他市における幼稚園園舎と小学校プール合築の実績を参考にするとともに、市内においても小学校改築で屋上へプール合築の実績もあることから学校運営上、特に影響がないことを確認しております。小学校のプール学習の使用時間帯においても児童の2階プールへの移動は渡り廊下で直接移動できるため、動線が重ならないよう配慮しております。また、工事に伴うプールが使用できない期間につきましては、近隣の小学校での利用や送迎について、学校及び関係課と連携を図りながら進めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 今回この幼稚園とプールの合築、合わせて計画をしているということで、本員も幼稚園教諭の経験がございまして、幼稚園児、そして幼稚園教諭への配慮はとても大切なことだと思います。ぜひとも検討をしていただきたいと思います。また、工事期間中における木粉などの細かい素材が校庭、そして安慶田、照屋地域に飛び散らないためにも、ぜひ配慮をしていただき、防音シート、防音マットなども活用していただき、授業に支障がないように安全第一を最優先にしていただきたいと思います。プール活動の際、近隣小学校との協力、連携、送迎についても可能とのことです。ありがとうございます。よろしくお願いします。 それでは次に、②小学校・中学校についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 お答えいたします。 小学校・中学校の現状ということでございます。小学校、築30年を経過している学校でありますけれども、16校中5校となっており、美東小学校、越来小学校、コザ小学校、諸見小学校、安慶田小学校となっております。この中でも耐震化が必要とされている施設は美東小学校と越来小学校となっており、美東小学校につきましては耐震化のための改築工事を行っており、次年度より越来小学校の耐震化のための改築工事を開始する予定となっております。また、築30年を経過する中学校につきましては、8校中5校で美東中学校、安慶田中学校、宮里中学校、コザ中学校、越来中学校でございます。この中でも耐震化が必要とされている施設は美東中学校で、現在耐震化のための改築工事を進めており、今年度完了する予定でございます。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 確認いたします。小学校については美東小学校、越来小学校、コザ小学校、諸見小学校、安慶田小学校の5校ということで、中学校については同じく5校ということですね。築30年を経過する小学校が16校中5校あり、美東小学校は現在改築事業で来年度は越来小学校が改築工事をする予定、中学校においては8校中5校が築30年を経過し、美東中学校が今後完了する予定ということで、本市におきましても、この10校でしょうか、10校における早急な耐震化改築工事について議論をしていかなければならないと思います。地域の実情や、これからのプランを策定する上でも文部科学省、そして県、また県内のさまざまな取り組みの事例も参考にし、課題解決に向けて取り組んでいただき、本市の児童、生徒が安心して通える学校、安心して学べる学校整備を今後とも検討していただきたいと思います。 それでは次に、③安慶田中学校の改築についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 お答えいたします。 現在、教育委員会においては喫緊の課題である耐震化に向け、美東小学校や美東中学校などの改築工事を優先的に取り組んでおり、平成32年度までの完了を目指しております。議員お尋ねの安慶田中学校の建てかえでございますが、同校は平成27年度に耐震補強工事を行っており、耐震性を満たしていることから現在、建てかえの予定はございません。今後は耐震化事業が完了しますと学校施設の長寿命化計画を平成32年度に策定する予定となっております。この中で安慶田中学校についても改修等の可能性について検討を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 平成27年度に耐震補強工事を済ませ、耐震性は満たしているということだと思います。安慶田中学校はあと3年で築40年になると思います。生徒の皆さんが安心、安全に学び、そして学校職員の皆さんが安心して教える仕事、そして環境づくりは非常に大切であると本員は思います。全職員が仕事をしやすい環境をつくり上げるためにも、安慶田中学校を含み、市内の学校における修繕箇所の要望なども取り組んでいただき、今後学校教材、そして授業教材の整備も合わせて検討をしていただきたいと思います。 では次の質問に移ります。④台風24号における学校施設への影響について。ア.安慶田中学校の停電について伺います。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 眞榮城健二議員の一般質問にお答え申し上げます。 台風24号における安慶田中学校での停電の状況ということでお尋ねでございます。その停電についてでございますが、中学校周辺も家庭の状況も同様な停電となっており、停電が解消された際に、学校内の電気設備にふぐあいがなかったことから、台風24号の影響による停電であると考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 それでは次にイ.停電中の生徒への対応について伺います。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 停電している際でございますが、教室内の照明は点灯しておらず、しかしながら、幸い天気がよかったため授業は行うことができたとの報告を学校から受けております。また、トイレは貯水槽にたまっている水が活用できたということで、トイレは使用できる状況であったと。以上のことから安慶田中学校においては10月1日のみ午前中で授業を切り上げ、2日・3日については通常通りの授業を行っているという報告を学校からはいただいております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 まず最初に生徒の安全確保が重要だと本員は思っております。停電時における学習内容や授業方法も変わります。そのために、対応をするためには学校施設の機能向上も検討をしていただきたいと思います。築30年を超えた学校施設の計画的対策、マニュアルの作成も必要であるかなと思います。当局が学校施設の長寿命化計画を平成32年度に策定する予定となっていることから、長期停電時や地震、水害などの大規模な災害が起きた際に、築40年を迎える老朽化した安慶田中学校が大丈夫だからといっても安心し、落ち着いて授業を受けることができるか。そして教師が授業を行うことができるか考えていかなければなりません。大規模災害時における対策を長寿命化計画の策定に向けて、早期に進めていただきますよう要望いたします。 それでは次の質問事項3.教育施設について。質問の要旨(1)室川小学校屋外運動場整備基本計画についてお伺いします。室川小学校運動場は水はけが悪く、本員も在籍中、大雨で運動会のときに学校職員、そしてPTA、児童全員で協力し、スポンジなどで排出作業を行った経緯があります。現在も水がたまりやすいとのことで緑地化している箇所も見られ、児童の授業や野球チームの活動への影響も懸念されており、早急に取り組まなければならない課題と本員は思っております。そこで①基本計画などの説明会について、どこで誰を対象としたのか伺います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 それではお答えいたします。 室川小学校屋外運動場整備の基本計画に関する地域住民説明会でございますけれども、平成30年3月8日に室川自治会において開催し、25人の方が参加しております。対象は室川小学校周辺の住民の方々並びにPTAの方々を対象としております。説明会開催の周知については学校周辺の方々へは直接案内文をお届けし、PTAの皆様へは学校を通して配布しております。また、室川自治会においては広報紙への折り込みとともに、立て看板を設置して対応をしているところでございます。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 平成30年3月8日の木曜日に室川自治会にて、25人の参加者があり、住民説明会を行っているとのことです。基本計画における説明会は大変重要かつ地域とともにつくり上げていくためにも必要であると本員も思っております。参加人数が若干気になりますが、今後とも説明会を行う上で、自治会役員へ助言もいただき、学校、PTAと強固な連携をとっていただきますようお願い申し上げます。 次に②基本計画作成時点で住民アンケートを行っておりますが、その概要についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 お答えいたします。 室川小学校屋外運動場整備の基本計画に関するアンケート調査の目的でありますが、本事業の周知や地域の方々の意見集約を目的として実施しております。アンケート調査表の配布につきましては、室川自治会評議員や学校周辺の住民の皆様、学校を通してPTAの方々に配布しており、242件の配布のうち153件、約63%の回答がございました。アンケートの設問内容ですが、計画道路の認定度や計画道路整備までの旧室川幼稚園跡地の利用方法、計画道路整備後の旧室川幼稚園跡地の利用方法となっております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 恐らくこのアンケートに関する住民アンケートは初めてのアンケートだったのではないかなと思います。242件の配布のうち153件の回答で63%であったということです。都市計画道路の整備についての設問がありますが、次の③住民アンケートで都市計画道路があることを知らない住民がいたのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 お答えいたします。 住民アンケートにおいては運動場に都市計画道路の計画があるか認知度について調査しておりますが、6割の方が知らないといった結果となっております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 6割の方が都市計画道路について知らないということですね。再質問をいたします。都市計画道路の認知度が4割と低いことですが、当局は道路整備の必要性についてどのように考えているのでしょうか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 おはようございます。眞榮城議員の一般質問にお答えいたします。 御質問の道路は都市計画道路、室川照屋中通り線でございます。室川照屋中通り線は昭和36年に都市計画決定された道路であり、同じ時期には現在事業中であります安慶田土地区画整理区域を含む第一地区土地区画整理区域も都市計画決定されております。第一地区土地区画整理区域は北側を国道330号、東側を国道329号、西側を市道室川市営住宅線に囲まれた広範囲に及ぶもので、当該区域を東西に横断する室川照屋中通り線は、本市の道路ネットワークを形成する都市計画道路として必要性の高い道路となっております。また、室川照屋中通り線の中央部では現在安慶田土地区画整理が事業中でありますことからも、照屋、安慶田、室川を結ぶ当該道路の整備の必要性は十分にあるものと考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 まちづくりは非常に大切なもので、行政と住民の合意形成を行うことで将来のまちづくりがつくられていくと本員は思います。道路においてもそのとおりで地域と行政、自治体がともに考え、ともに築くためにも連携は必要不可欠であります。ただし、今回の室川小学校運動場においては運動場が分断され、道がつくられていく計画であります。子供たちの安全確保をどう考えていくか課題が生じていると思います。周辺地域の保育園、学童クラブなど、普段から小学校へ送迎を行っている児童デイサービスなどの団体、そして子供の発達や教育、保育、養育に詳しい専門的な知識、経験を持つ先生方の御意見、聞き取りも前向きに検討していただきますよう要望いたします。お願いいたします。 それでは次の④保護者の中には基本計画が進められていることを知らない保護者もおり、運動場を広くしてほしいなどの意見がある中で、今後の予定している業務と現時点の状況をお伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 お答えいたします。 室川小学校屋外運動場整備につきましては、現在屋外運動場や体育器具庫、屋外トイレ、飼育小屋などの実施設計の策定に着手しております。業務を進めるに当たっては運動会開始時の利用方法などについても学校や地域と情報を共有し、連携を図りながら事業を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 地域住民の中にはPTAの保護者もいらっしゃいます。児童が利用する運動場、保護者も児童とともに参加する運動会など、保護者がかかわる行事は環境美化活動も含めると数多くあります。説明会をぜひとも学校の体育館なども活用し、PTA、地域住民、学校そして教師、周辺の地域で経営する保育園などの団体にも積極的に声をかけていただき、もう一度わかりやすく的確に説明会を行っていただき、その際には説明会の周知方法の見直しも含め、当局の努力が目に見える形であらわしていただきますよう重ねてお願い申し上げます。 次に質問事項4.平和行政について。質問の要旨(1)沖縄市民平和の日の取り組みについて。旧越来村森根で行われました計6通の降伏文書に署名し、正式に降伏した日、沖縄戦が終結した日である1945年9月7日を本市は1993年、全国で初めて市町村独自の平和の日として全ての人が等しく、平和で豊かな生活が送られるまちづくりを目的に沖縄市民平和の日を制定しておりますが、①平和月間賛同企画の団体数と今後の方針についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 おはようございます。眞榮城健二議員の一般質問にお答えいたします。 本市では毎年8月1日から9月7日までを平和月間として、市役所市民ホールや市立図書館などで企画展を開催しております。平成30年度は市主催企画12件と平和月間賛同企画として、市民団体企画10件となっております。今後につきましては、連携する市民団体が固定化しているため、平和月間事業などの周知を図り、自治会や子ども会など、新たな団体への参加呼びかけに努めてまいります。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 固定化されている市民団体には、これからもぜひ継続のお願いをしていただきたいと思います。また、市内で活躍しているNPO団体へも呼びかけていただきたい。周知方法ですが、団体別の案内も個別に市公式Facebook、LINE、市ホームページも活用することで宣伝効果も高いのではないかと本員は思います。検討をお願いいたします。 次に②平和大使についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 本市で平成3年度から取り組んでおります平和大使研修事業は、今年で28年目を迎え、総勢477人の平和大使が認定されており、座学やフィールドワーク、交流を通して沖縄戦や長崎、広島被爆の実相などを学び、伝えていくことを目的とし、実施しております。1年間の研修後の活用に関しましては、おきなわピースフェスタへの参加や運営補助などを行っております。今後も沖縄市平和事業推進アクションプランに基づき、従来の研修に加え、歴代平和大使ネットワーク構築を行い、歴代平和大使の活用イベントなどを継続して開催し、平和への発信活動に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 歴代平和大使が、これからもさまざまな活動を通して、一人一人が平和のかけ橋として活躍することで本員も平和の心をつなげてほしいと願っております。社会人大使、そして中学生大使も一緒になって、約9カ月の研修を通し、戦争の悲惨さや平和の大切さを学ぶ発信活動、とてもすばらしいことだと思います。ぜひ、平和大使の活動については今後ともさらに継続していただき、広く公表をしていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 それでは③ギネス記録の千羽鶴の行方についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 本市では平成5年度に沖縄市民平和の日を定める条例を制定し、今年で25年目になります。沖縄市民平和の日記念行事として、毎年さまざまなイベントを開催しており、市民の皆様に平和を考える機会を創出することに努めております。中でも平成29年度に実施した折り鶴プロジェクトでは、多くの市民の御協力のもと、折り紙レイのギネス世界記録を達成いたしました。使用した折り鶴の大部分は古紙として再利用しております。そのほか状態のよい折り鶴の活用としましては、期間を設けて希望者を募り、学校や自治会などへ贈呈しております。また、市主催イベントにおいて使用した折り鶴にメッセージを記入し、大型アートを作成して展示いたしました。現在、市役所1階の待合ホールにギネスに使用した折り鶴の一部とギネス世界記録達成の認定書を展示して、市民の皆様に市民平和の日の周知を行っております。また、沖縄市民平和の日の周知に関しましても、平成28年度に作成した平和イメージキャラクター、ソテツの妖精「キューナ」を市内小中学校へ派遣し、子供たちへ9月7日をアピールするとともに、引き続き市主催イベントなどへ参加して、市民平和の日の周知を積極的に図ってまいります。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。 大部分が古紙として処理されたこと。ほかにも利活用はできたのではないかなと本員は思っております。多くの市民の皆様が企画に賛同し、子供から高齢者の皆様が平和の思いを込めて、世界記録に向けてつくり上げてきたこと。決して忘れないでください。学校、市役所ロビー、仕事場、そして御家庭さまざまな場所でつくっていただいた千羽鶴は平和のシンボルであります。沖縄市民平和の日は沖縄市平和行政の柱だと本員は思っております。条例を定める沖縄市が平和の尊さを思い、つなげていくことを願い、本員の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 最後になりますが、台風24号の前に安慶田二丁目、五丁目の道路補修をスピーディーに行っていただきました建設部道路課の職員の皆様、大変ありがとうございます。お礼を申し上げます。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で眞榮城健二議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時50分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。ワンネー、会派群星ヌ桑江直哉ヤイビーン。ユタサルグトゥ、ウニゲーサビラ。 今回は一般質問に入る前に所見を述べさせていただきます。沖縄市の議員として、去る9月の市議会議員選挙において、当選することができました。市民の皆様、そして後援会、友人、家族、親類の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございます。この場をかりて感謝申し上げます。沖縄市発展のために4年間しっかりと頑張っていきますので、沖縄市職員の皆さん、そして議員の皆さん、よろしくお願いいたします。今回3期目からは心機一転、伊佐議員と二人会派となりました。会派室も新たに設けることとなりました。沖縄市の会派の中では平均体重が一番重い重量級の会派となりました。皆さん、よろしくお願いいたします。会派名の群星は群れる星と書き、沖縄の読みでは「むりぶし」と読みます。数多くの星、群がり、集まる星という意味を持ちます。石垣島では「むりかぶし」とも呼ばれ、昔は重要な役割、農耕の目安を示していたこともあったようです。去る9月30日の沖縄県知事選挙では沖縄県民のウチナーンチュ、ウシェーティナイビランドー、また辺野古新基地建設、新たに基地はいらないという強い思いが結実し、玉城デニー新知事が誕生いたしました。そういう県民の思いとともに、会派群星として頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは早速ではございますが、一般質問通告書に従いまして、進めさせていただきます。一般質問通告書の43ページをお開きください。質問事項1.1万人アリーナ建設についてです。質問の要旨(1)(仮称)多目的アリーナ整備事業について。①赤土等流出防止対策についてです。沖縄市アリーナ建設現場においては、沖縄県赤土等流出防止条例に基づく申請を行い、防止措置に関する対策内容について沖縄県から許可を得ています。しかし、赤土流出防止対策として、一時的に濁水をためるため、沈砂池を工事区域内に設置することが許可されていますが、アリーナ建設現場においては、工事区域外である隣接する沖縄自動車道の横断ボックス内や自動車道のり面部分に濁水が湛水している事実があります。そこでア.市当局は、この事実を把握しているか。それをいつ把握したかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 おはようございます。それでは桑江議員の一般質問にお答えさせていただきます。 工事区域に隣接しております沖縄自動車道のボックスカルバート内に8月15日、16日の雨により濁水がたまっていたことを8月20日に報告を受けているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 この状況は沖縄県赤土等流出防止条例に照らし合わせると適切であったのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 適切であったかどうかということでございます。それについては赤土等流出防止条例につきまして、できる限り対応できるように対応をさせていただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時05分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時06分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 今回、届け出区域外に流出したことは適切ではないというふうに判断はしております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 それでは再々質問ですけれども、沖縄県赤土等流出防止条例では1,000平方メートル以上の事業行為に対しては、赤土等流出防止施設の設置義務を課しております。今回、工事区域外に濁水を流してしまっているが、対策をしっかりとっていれば、このようなことは起こらなかったと思っています。現在どのような赤土流出防止装置を設置しているのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 今回、自動車道のボックスカルバート内に濁水がたまっていたことについて、工事現場のほうに指示をしており、土のう袋等を積んで、再度流出が漏れないように対応をさせていただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再度確認しますけれども、今、土のうを積んでいると、そういう対処をしているということですけれども、沖縄県赤土等流出防止条例施行規則で定める装置には、発生源対策装置、流出濁水対策装置、濁水最終処理対策装置と3つに分かれているんですけれども、今、言っているものはどの装置に当たるのか教えてください。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時09分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時30分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 沖縄県赤土等流出防止条例施行規則の中の発生源対策装置といたしまして、砂利敷を行っており、流出濁水対策装置といたしまして土のうを設置させていただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ありがとうございます。 それでは次の質問です。イ.このような事実がこれまでに誰が指示し、何回行われているか。ちょっと書き方がわかりにくいのですけれども、区域外に濁水が流れたことが、先ほど8月15日ということがありましたけれども、それ以外にもこちらは確認していますけれども、その際に何回指示したか、どういう指示をしたか。お聞きいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 アリーナの工事につきましては、日ごろより関係法令等を遵守するよう指示しているところでございます。工事区域に隣接しております沖縄自動車道のボックスカルバートにつきましては、工事用道路として利用しておりますが、そこに濁水がたまっていた件につきましては、8月15日の雨天時以降、計4回記録しております。そのときにボックスカルバート内の清掃及び工事区域外へ濁水が流出しないよう対処する旨を指示したところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 今の答弁で8月15日以降、計4回とのことですが、本員が確認しているところですと、8月15日、8月10日、8月29日、これは台風接近時ですけれども、そのとき。また8月4日、このときも日量83ミリの雨が降ったときですけれども、そのとき。また去る10月15日も100ミリ、そのときも。濁水が5回流れ込んでいるのかなと思いますけれども、その際に清掃しか指示はしていないということだったのですけれども、それでいいですか。もう一回確認します。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 今、議員がおっしゃったように8月15日以降、台風24号、25号及び10月15日の大雨時に記録しております。その際にボックスカルバート内の清掃及び工事区域外へ濁水が流出しないよう対処する旨を指示したところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、ウ.市当局は、このことが県条例に違反する可能性を認識しているのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 沖縄県において赤土が河川を通して周辺海域に流出することにより、サンゴ礁などの自然環境、水産業及び観光産業などにも悪影響が生ずる赤土問題に対して、平成6年に沖縄県赤土等流出防止条例が制定されております。同条例につきましては、事業行為に伴って発生する赤土等の流出を規制するとともに、土の適正な管理を促進すること等によって、赤土等の流出による公共用水域の水質の汚濁の防止を図り、良好な生活環境の確保に資することを目的としており、多目的アリーナにつきましても当該条例に基づき、適切に諸手続、審査を受け、事業を進めているところでございます。今回区域外に濁水が流出したことにつきましては、沖縄県が現場の立ち入り調査を行い、追加の流出対策が望ましいとの指摘を受けており、届け出区域外への流出を防ぐ対策を指示したところであります。今後とも当該条例に基づき、適切な現場対応をしていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、エ.横断ボックス内を沈砂池として使用することを沖縄自動車道の管理者である西日本高速道路と協議し、了解を得ているのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長
    ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 沖縄自動車道のボックスカルバート内を工事用道路として使用しており、沈砂池として使用してはおりませんので、西日本高速道路のほうと協議を行っておりません。今回大雨の影響で沖縄自動車道のボックスカルバート内に濁水が流出したことにより、さらなる対策を講じるよう追加の指示を出したところで、大型のフレコンバックを追加していただいたところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続いて、オ.この件について、沖縄県より連絡や現地調査があったのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 今回届け出区域外に濁水が流出したことについて、沖縄県が現場の立ち入り調査を行い、追加の流出対策が望ましいとの指導を受けており、区域外へ流出しないよう対策を講じる指示をしたところでございます。今後とも当該条例に基づき、適切な対応をさせていただきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問ですけれども、今回沖縄県から沖縄県赤土等流出防止条例第20条の立ち入り調査を受け、報告を求められ指導を受けていると聞いております。10月2日ですね、9月29日襲来の台風時の日量150ミリを超える雨量に対して、追加の流出対策が望ましいとの指導であったと聞いております。2回指導を受けていますよね。現地調査指導があったと聞いています。10月16日、一昨日ですか。2回目の立ち入り調査で日量100ミリを超えないときも濁水が区域外に出ていることが明らかになっています。それについての質問です。今回1回目と2回目で指導が違っていると聞いているんですけれども、それについて再度どういった指導だったのか。今のは1回目の指導の内容だったと思いますけれども、2回目の指導も報告をお願いします。どういう指導だったのか。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 沖縄県の立ち入り調査は10月2日と16日の2回行われており、その際に区域外への濁水の流出防止と濁水のたまりをなくすこと。届け出区域の変更があれば提出するよう指導をいただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再々質問ですけれども、沖縄県から二度にわたり立ち入り調査を受け、指導を受けています。このことについて当局の見解をお伺いいたします。本来、沖縄市は赤土等流出防止対策を当然行い、また事業者に対して指導する立場であるにもかかわらず、ずさんな赤土流出対策を知っていながら、少なくとも8月15日から2カ月にわたり対策を怠り、結果として沖縄県の指導を受け、ようやく改善するに至っています。二度も県から指導を受けていることに対して、市当局の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 今回、沖縄県から指導をいただいたことは赤土等流出防止条例に基づくものであり、そこは遵守しなければならないと考えております。今回、届け出区域につきましても事前にある程度予測をさせていただき、届け出をさせていただいておりますが、ただし、近年の大雨等、そういうところもあり、こちらの予測を超えて流出があったものと認識しております。そういうことから土のう袋を設置したり、追加の措置としてフレコンバックで再度設置するように指示をしたところであります。今回2回目の立ち入り調査につきまして、区域外への流出を防ぐためにも、届け出区域についても再見直しをしたほうがいいという県からの御指導もありましたので、それについて現在協議をさせていただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 今回、災害と言われる雨量は9月29日の166ミリ、これは台風時ですけれども、そのときだけなんですね。あとの4回は通常の100ミリ以下の大雨でした。そういう状況で対策ができていなかったというのは予想できなかったとは言えないと思います。適切ではない赤土防止対策ではなかったかと本員は思います。 それではカ.この件について、西日本高速道路から連絡や現地調査があったのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 今回の件について、西日本高速道路株式会社から連絡や現地調査はございません。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 キ.届け出内容に違反して事業行為を実施しているような場合には、知事から改善命令を受ける可能性があるが、市当局の認識をお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 沖縄県内で1,000平方メートル以上の土地に対して事業行為を行う場合は、沖縄県赤土等流出防止条例に基づき届け出通知をする義務がございます。当条例の中で知事は規定による届け出をした者またはその工事施工者が届け出た事項に違反して事業行為を実施しているとき、または工事を施工しているときは、その者に対し、期限を定めて必要な改善を命じ、または事業行為もしくは工事の一時停止を命ずることができると明記されていると認識しております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ク.条例違反に対しては、施工業者のみならず、その事業者も罰せられる両罰規定となっているが、市当局の認識をお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 同条例の中で規定による命令に反した者や虚偽の届け出などに対して罰金に処すると明記されていることを認識しているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ケ.法令に違反する行為が確認され、県から改善命令及び罰金等が科せられた場合は、速やかに市民に公表し、改善策を示した上、法令を遵守した事業行為を行うことを説明すべきだと思うが、当局の見解をお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 多目的アリーナにつきましては、当該条例に基づき、適切に諸手続、審査を受け、事業を進めているところでございます。今回届け出区域外に濁水が流出したことにつきましては、沖縄県の現場立ち入り調査を受け、工事区域外へ流出を防ぐ対策を指示したところでございます。今後も当該条例に基づき、適切に対応をしていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 コ.西日本高速道路との協議結果についても、速やかに市民に公表し、説明すべきだと思うが、当局の見解を伺う。今回の濁水がカルバート内に入ったことは報告されたのかも含めて確認いたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 今回の濁水につきましては、西日本高速道路株式会社に対し報告をさせていただいております。西日本高速道路株式会社に対し、ボックスカルバートに亀裂等の影響が出ていない状況等も説明させていただいております。西日本高速道路株式会社からは現状であれば、特段協議をする必要の状況ではないという回答をいただいております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、②アリーナ建設地周辺の樹木等が移植されたと聞く。その詳細についてお伺いします。ア.アリーナ建設予定地にはどういった木があったのか。種類、数についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 今回、多目的アリーナ建設予定地内にはリュウキュウマツ、ハイビスカス、オオバイヌビワ、シマグワなど、計55種類、約1,700本の樹木がございました。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 イ.今回、どういった木が移植されることになったのか。その理由も伺う。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 今回移植しました樹木につきましては、リュウキュウマツ、ハイビスカス等を移植させていただいています。それにつきましては、樹木医からの意見等を踏まえつつ、移植先の確保など、課題を整理して樹木を選定したところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 リュウキュウマツ、ハイビスカス、計599本。リュウキュウマツが10本、ハイビスカスが589本、約30平方メートルのシダ植物群も移植したと聞いていますけれども、実際どうなのか、もう一度確認します。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 今回移植しました樹木につきましては、リュウキュウマツ10本、ハイビスカス589本の合計599本と、あと約30平方メートルのシダ植物群を移植させていただいております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ウ.どこに移植され、今後誰がどのように生息を見守るのかお伺いします。特に移植後の責任者は誰になるのか、確認いたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 移植場所につきましては、コザ運動公園の指定管理者と協議を行い、公園内の既存樹木帯などに移植をしております。生育管理につきましても、コザ運動公園内、樹木と同様な管理を行っていただくこととなります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問で確認なんですけれども、今、運動公園は教育委員会が所管しております。指定管理による管理ということでよろしいのでしょうか。木を移植して、ずさんな管理で枯れた場合等は教育委員会の責任ということでよろしいですか。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 今回移植した場所につきましては、コザ運動公園内ということで、運動公園施設を多分教育委員会が管轄されていると思うのです。公園につきましては管轄が沖縄市体育協会になりますので、そちらのほうに御協力いただいて、樹木の移植等を行わせていただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 建設部なのか教育委員会なのか。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 先ほども御説明をしましたが、コザ運動公園全体の公園の管理者としては建設部になると考えております。施設については教育委員会の管轄になっているということでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ③文化財保護について。ア.沖縄市の文化財である「イリーガー」は、1万人アリーナ建設地の近くにあったが、どうなったのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 イリーガーにつきましては、現場敷地内にて仮置きし、工事完了後に戻す予定となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 かさ上げして、元あった場所の近くに安置するということを聞いております。ありがとうございます。 ④自然保護について。ア.「イリーガー」周辺の残された貴重な自然について、どのような保護がなされたのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 イリーガー周辺におきましては、シダ植物が生育しておりました。解体工事に先立ち、コザ運動公園内へ移植させていただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問ですけれども、シダ植物の移植について、平成29年387回沖縄市定例会、3月27日の本員の一般質問でも質問をしましたけれども、博物館刊行の沖縄市の自然やんばるの入り口102ページの山内谷の面影というコラムに、イリーガー周辺にはナナバケシダ、リュウビンタイ、イシカグマが残されているとありましたけれども、この3種類が移植されたのですか。ちょっとシダ植物ではわからないので、具体的にお願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 議員がお話をされたように、周辺には植物が約10種類ほどあったということで、そういうものを移植させていただいているところです。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時51分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時52分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 済みません。先ほどお話がありましたタマシダ以外にもナナバケシダやリュウビンタイ等が生息していたと伺っております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 何を移植したかは今はわからないのですかね。イシカグマもあるのかな。言っていなかったけど。今度確認します。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時53分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 午前に引き続き一般質問を行います。 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 それでは一般質問通告書44ページからです。 質問事項2.基地から派生する環境汚染問題についてです。質問の要旨(1)水道水におけるPFOS、PFOAにおける健康被害についてです。「在沖米軍基地周辺の河川から、高濃度で検出されている有機フッ素化合物のPFOS、PFOAの有毒性に関し、米国の最新の研究で沖縄県が指標とする基準値より低い値でも健康を害する危険性があると報告されていたことが10日までにわかった。日本国内では使用が禁止されているPFOS、PFOAは飲料水に含まれる量の基準値がなく、県は米環境保護庁の生涯健康勧告値の1リットル当たり70ナノグラムを指標としている。最新の報告書では勧告値の7から10分の1で健康への被害があるとされる。」これは琉球新報の2018年7月11日のWEB版からです。 ①現在、沖縄市の水道水は、米環境保護庁の生涯健康勧告値1リットル当たり70ナノグラム以下を指標としているが、6月定例会ではその数値を超過することもあると報告がありました。最新のアメリカの報告書においては70ナノグラム以下でも健康被害が指摘されている。沖縄市の水道事業者として、安全安心な水を提供すべき事業者として、この状況についてどう考えているのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 水道部長。 ◎新里智昭水道部長 こんにちは。桑江直哉議員の一般質問にお答えをいたします。 上水を供給しております沖縄県企業局におきましては、PFOS及びPFOAについて、日本における基準値がない中、現在、米国の環境保護庁が設定しております生涯健康勧告値70ナノグラムパーリットル以下を目安としております。米国の研究機関が提出した最近のレポートにおきましては、7から11ナノグラムパーリットルの値でも健康被害が懸念されるとの報告があり、現在、日本や米国の動向について注視しているところでございますが、現況における水道水の安全につきましては、県企業局同様に心配はないと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 次、45ページからです。質問事項は同趣旨です。②対応策について伺う。例えば汚染をとめることが一番なのですが、その汚染をとめることができなければ取水場所を変えて、汚染源と思われる場所から取水しないなど対応策があると思うが、今後の対応策についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 水道部長。 ◎新里智昭水道部長 御質問にお答えいたします。 比謝川及び嘉手納以北におきましては、渇水等が懸念される沖縄県にとって、重要な水源として位置づけられております。現在、県企業局におきましては、PFOS及びPFOAについて、比較的濃度の高い井戸の取水停止や活性炭による除去などの対応策を講じており、さらにダムや海水淡水化施設の水を混合することにより、目安としております70ナノグラム以下に抑え、上水を供給しているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、③今後、国、県に対して水道事業者としてどう訴えていくのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 水道部長。 ◎新里智昭水道部長 お答えいたします。 県企業局におきましては、基地内への立ち入り調査は実現しておりませんが、嘉手納基地周辺の水質調査を実施しており、去る8月上旬に説明のため来客をしております。その際に、局長より原因の究明と取水の制限などの要望を行っております。それに対し、県企業局からは原因究明に向け、今後も継続して調査を実施していくとのことでございました。水道局といたしましては、国や県に対しまして、引き続き、水の安全管理を徹底してもらうよう要望してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ④市長は、沖縄市民の飲み水が汚染されていることに対してどう考えているのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 水道局長。 ◎仲宗根弘水道局長 こんにちは。桑江直哉議員におかれましては、日ごろより水の安全に関心を寄せられていることに対しまして、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。御質問にお答えいたします。 水道水の安全につきましては、水道事業を運営する上で最優先されるものと認識しており、現在のところPFOS及びPFOAに関しまして、残留性の高い物質であることが確認されており、引き続き、検出状況には注視していくとともに、人体への影響など、分析等の経過に関する情報収集にも努めてまいります。また、北谷浄水場から受水している各事業体、那覇市、浦添市、宜野湾市、北谷町、北中城村、中城村とも連携しながら問題解決に向け取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問事項3.サッカー場跡地についてです。(1)サッカー場跡地の調査等で、これまで沖縄市は調査費等を費やしてきた。その一部が沖縄防衛局より支払われたことについてお伺いいたします。この質問は、琉球新報2018年6月30日の2面、2013年に沖縄米軍基地跡地の沖縄市サッカー場からダイオキシン類などの有害物質を含むドラム缶が大量に発見された問題で、沖縄防衛局は8日までに市が負担した調査や撤去工事などの経費を補償する方向で調整に入ったとありましたので、質問いたします。 ①サッカー場の汚染問題で沖縄市はこれまで調査費等で何に幾ら使ってきたのか。その詳細と合計金額をお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 こんにちは。桑江議員の一般質問にお答えいたします。 サッカー場の汚染問題で、これまで支払ってきた費用としましては、土壌等の調査、分析費用で約7,100万円、サッカー場の工事費等で約1億1,100万円、合計で約1億8,200万円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ②沖縄防衛局は、今回何について支払いをするとしているのか、お伺いいたします。1億8,200円、全額なのか、または一部なのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 現在、沖縄防衛局に対し、調査や工事費等に係る市側の負担について、補償を求めているところであり、補償は受けておりません。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。
    ◆桑江直哉議員 再質問ですけれども、今、調整中なんですが、いつごろ補償が受けられる予定なのか。この報道からは5カ月たっておりますけれども、いつごろ補償が受けられる見込みなのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 市サッカー場における費用補償につきましては、基地返還跡地の米軍由来の問題として、引き続き、沖縄防衛局と費用補償について調整していくことになりますが、そのほか、工事費等に係る一括交付金や当時の公園補助等につきましても、基地返還跡地における事案として、国や県と協議、調整を重ねるなど、防衛局へ求める補償額の確定に向け、精査を継続して行ってまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ありがとうございます。 それでは質問事項4.東部海浜開発事業についてです。質問の要旨(1)事業の進捗状況及び今後のスケジュールについてお伺いいたします。①全体的な今後のスケジュールについてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 こんにちは。桑江議員の一般質問にお答えいたします。 全体的な今後のスケジュールについてお答えいたします。国の事業につきましては、予定面積86ヘクタールのうち、6割に当たる約60ヘクタールが完成しており、そのうち約19ヘクタールについては国による部分竣工の手続を終えております。残りの約26ヘクタールの事業完了年度については、現在事業精査中と聞いております。また、県の事業につきましては人工ビーチ、橋梁等を引き続き整備するとともに、昨年度国の埋め立てが完成した区域におきましては、海浜緑地の基本設計、臨港道路の地盤改良の実施設計を行っているところであり、平成33年度末に人工ビーチ、橋梁等の暫定供用を予定していると聞いております。暫定供用予定箇所以外の海浜緑地、臨港道路等の県事業についても国の埋め立て事業等を踏まえながら、早期供用に向け取り組んでいくと聞いております。市が整備する予定の公共施設の供用開始年度につきましては、国の埋め立て工事の進捗状況に影響されることから国が年内をめどに事業精査を終え、その後、埋め立て完了年度を示す予定と聞いていることから、埋め立て完了年度を示された後に、市の公共施設の供用開始予定年度について検討する予定となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 それでは再質問をいたします。 これまで当局は、また市長の公約においても東部海浜開発事業の早期実現、市民ビーチの早期実現を訴えておりました。しかし、昨年12月の本員の一般質問におきまして、完成までのスケジュールを聞いたとき、国の事業に関しましては、先ほど参事の答弁では事業精査中とありましたけれども、実際、平成32年度を完了年度としているということを答弁されていました。今、事業精査中で見通しが立っていない状況だということです。あと人工ビーチに関しても、昨年12月は平成32年暫定供用となっていましたけれども、今の答弁では平成33年度末、暫定供用ということで、今、事業がおくれている状況ですけれども、なぜ事業がおくれているのか。再度お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 事業がおくれている理由についてでございますが、国のほうはまだ事業がおくれているというような結論には達していなくて、先ほども答弁をしましたとおり、精査をしているというようなことを伺っております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 人工ビーチは平成32年度の予定だったんですけれども、平成33年度におくれているので、それも聞いたつもりでしたが。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 大変失礼しました。人工ビーチの暫定供用開始年度が、平成32年から平成33年に変わった理由といたしましては、県が行っている橋梁の整備工事において、くい工事の基礎地盤面が想定よりも深く、橋脚のくい工事に時間を要し、橋脚の暫定供用開始時期が1年延伸したことから、海浜緑地ビーチの暫定供用開始年度についても1年延伸している状況と聞いております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、②土地買い取りのスケジュールについてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 市が民間企業へ譲渡予定の健康医療施設用地、商業施設用地、宿泊施設用地につきましては、基本的に企業誘致のめどをつけた後に国から県へ譲渡され、県が地盤改良工事を終えた後に市が県から譲渡を受けて、民間企業に売却する予定となっています。企業誘致のめどづけから、民間企業へ売却するまでの期間については、県、市の議会承認や協議書の締結、地盤改良期間等を考慮し、おおむね3年程度を見込んでおります。土地を取得する時期につきましては、企業誘致のめどづけ状況にもよりますが、既に埋め立てが竣工している健康医療施設用地が最短で、平成35年度、それ以外の用地については県が平成34年度より地盤改良に着手できた場合には、最短で平成34年度と想定しております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 先ほどと同様に、土地買い取りスケジュールも昨年12月の答弁からすると相当おくれているのかなという印象を受けました。昨年は民間施設用地、公共用施設用地ともに最短で平成32年ということで答弁されていましたけれども、平成35年になったわけですね。了解しました。 続きまして、③インフラ整備スケジュールについてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 昨年度、埋め立て竣工した部分につきましては、海浜緑地の平成33年度末暫定供用開始に向け、上水道につきましては、平成30年度より関連事業として陸側の工事を行っています。下水道につきましては、基本設計を実施しており、平成30年度から実施設計に着手する予定となっております。現在、埋め立て未竣工の部分の整備スケジュールにつきましては国の埋め立て工事の進捗状況に影響されることから、国が年内をめどに事業精査を終え、埋め立て完了年度を示す予定と聞いておりますので、埋め立て完了年度が示された後に、市が行うインフラ整備スケジュールについて検討してまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ④企業誘致の状況についてお伺いします。また、今後どのようなスケジュールで誘致を行うかもお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 国の埋め立て範囲の一部においては、部分竣工手続がなされ、沖縄市の行政区域に編入したところでございますが、今年度からは企業誘致担当を増員し、企業誘致に取り組んでいるところでございます。現在、沖縄県、沖縄市を取り巻く社会経済状況の変化を把握、分析するとともに、今後の企業誘致を効果的に進めていくため、アンケート調査やヒアリング調査を実施した上で、土地処分方針や事業者選定基準等について、平成31年9月末に策定する予定でございます。それ以降につきましては、策定された土地処分方針に基づき、民有地の公募に向けた手続を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 一般質問通告書46ページ、質問事項5.施設の利用のあり方についてお伺いします。質問の要旨(1)沖縄市体育館の利用料について。①琉球ゴールデンキングスは、現在試合を行う場合、土日の二日間である。準備・片づけ等も入れて、現在何日実質利用して、幾ら支払っているのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 桑江議員の御質問にお答えいたします。 琉球ゴールデンキングスの利用日数と利用に伴う料金でございますけれども、平成29年度実績で準備、本番2日、片づけを含め、65日の利用がございました。金額に関しましては準備1日、本番2日、片づけ1日の4日間の金額内訳としまして、準備から本番初日、1興行として27万円、本番2日目から片づけにつき、1興行として27万円、計54万円を徴収しております。また、準備、片づけの際に使用した冷房設備に関しましては、施設利用料金を定められた正規の金額と別に徴収をしているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 それでは②琉球ゴールデンキングスの試合の際に、現在駐車場は何台確保しているのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 お答えいたします。 琉球ゴールデンキングスの試合時に確保している駐車場の台数でございますけれども、指定管理者に確認しましたところ、コザ運動公園内でキングス側が借用しているのは444台でございます。占用の目的としましてはキングス関係者車両、テレビ中継車、搬入搬出用車両となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 それでは③①の琉球ゴールデンキングスの利用状況を通常の沖縄市の利用料設定で貸した場合の利用料は幾らになるのか。本来、興行者に貸せる場合、幾らになるのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 お答えいたします。 キングスが沖縄市体育館を準備し、片づけを含め、4日間利用し、利用料金を通常どおりに算出した場合の額でございますが、キングスは沖縄市立総合運動場体育施設条例施行規則第6条第2項第7号、沖縄市又は沖縄市教育委員会が後援する行事に利用する場合は、利用額の5割程度に応じた額となりますので、前日準備が15万8,910円、本番、土曜日54万4,860円、本番の日曜日が56万2,510円、片づけが4万8,090円の4日間の合計で131万4,370円が通常料金での貸し出しをした場合の額となっております。なお、今回算出した額については、平成29年度の夏の利用時の算出になりますので、減免対象外の準備、片づけ等、冷房代も含めた利用料金となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問ですが、平成29年度実績で琉球ゴールデンキングスが実際に支払った額と、本来興行者に貸せる場合の差額は幾らになるのか。年間幾らぐらいの差が出ているのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 お答えいたします。 平成29年度の市体育館の利用実績でお答えいたします。通常料金となりますと、1,791万6,470円となります。キングスについては覚書に基づいた支払い額となりますので、835万5,900円となり、差額につきまして956万570円の差額が出ております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ④琉球ゴールデンキングスが減免されていると聞いておりますけれども、なぜ、こういった減免措置が行われたのか。その経過についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 お答えいたします。 キングスにおいては、沖縄市立総合運動場体育施設条例施行規則第6条第2項第11号の規定により、指定管理者が特別の理由があると認めた場合、指定管理者が定める額に基づき、指定管理者と教育委員会が利用料金の協議を行い、平成24年度から利用料金を決定しております。その経緯につきましては、沖縄県唯一のプロバスケットボールチームである琉球ゴールデンキングスの試合は、利用料金を設定する以前は、本市以外での開催もございました。指定管理者から琉球ゴールデンキングスが試合前に子供たちにプロのコートでゲームを体験させること。地域、学校等での公演会等の開催や公園内のハイビスカス植樹祭の協力など、バスケットボールの競技力向上や地域貢献だけではなく、多くの観客が訪れるプロの試合を誘致し、開催することは将来にわたる指定管理における安定収入につながることとなることから、利用料金の設定について協議がございました。教育委員会としましても、本市の掲げるスポーツコンベンションシティの推進に大きくつながるものと判断し、承認しております。なお、利用料金の設定については、本市での開催が着実にふえており、平成27年の琉球ゴールデンキングスのホームタウン宣言につながったものと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ⑤当初、減免を行う理由として、観客が少ないからという話も聞いていたのですが、そうではないわけですね。今の答弁どおりだとして、今後もこのような減免措置を行うのか。また、するのであれば、その理由についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 本市としましては、琉球ゴールデンキングスが本市をホームタウンとして、本市が掲げるスポーツコンベンションシティの推進の力強い後押しとなっていることから、今後も支援をしていく考えでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ⑥琉球ゴールデンキングスは、株式会社でありもうけを出している企業だと聞いております。そういう民間に対してこのような減免措置が、こういった事例がほかにもあるのかという部分を聞かせていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 お答えいたします。 民間の会社に対して、利用料金の優遇を行っている事例についてでございますけれども、琉球ゴールデンキングスと同じく、本市にホームタウンを置く、FC琉球についてはホームゲームと公式試合においては、Jリーグのスタンドの規格により、県総合運動公園に移っておりますが、覚書を交わしており、本市の体育施設を練習で使用する際には、使用料を全額免除しているところでございます。また、本市でキャンプを行っている広島東洋カープにつきましては、キャンプ時の施設利用料の5割を免除しています。なお、これらの団体においても施設利用料以外の附属設備利用料については減免の対象となっておらず、通常料金を徴収しているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問事項6.1万人アリーナ完成後の利用のあり方についてです。質問の要旨(1)琉球ゴールデンキングスは利用料が減免されていると聞いております。1万人アリーナ完成後についての利用料のあり方についてお伺いします。1万人アリーナ事業の全体計画において、①1日当たり200万円で貸せるとしております。1万人アリーナ完成後は琉球ゴールデンキングスに幾らで貸せるつもりなのか。今後も減免をするつもりなのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 桑江議員の一般質問にお答えさせていただきます。 (仮称)沖縄市多目的アリーナの利用料金につきましては、現段階において決定している状況ではございません。今後、アリーナの運営管理者については指定管理者制度で選定してまいりたいと考えておりますが、そのために(仮称)沖縄市多目的アリーナ設置条例を制定し、その中で施設の利用料金の上限額を設定してまいりたいと考えております。なお、利用料の減免につきましても、減免を行う場合につきましては、アリーナの設置条例において条文化する必要があると考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ②1万人アリーナの使用料金を減免する場合、指定管理者等に対する損失補填というか、そういうものはどうなるのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 アリーナの利用料減免につきましては、先ほども答弁させていただいたとおり、現段階において減免の実施有無について決定してはおりません。ただし、一般論といたしまして、指定管理者制度で管理者を指定する際、減免の有無については各施設の設置条例において、条文化するものと認識しております。よって、他の施設同様に検討をしてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 1万人アリーナ運営費について、全体計画では年間120日稼働して、1日200万円、2億4,000万円で年間貸して、物販等の売り上げ、そして指定管理料を加えて、3億3,000万円で事業収支シミュレーションを行っております。沖縄市の他の施設と同様に減免で、全体計画で想定していた運営の収支バランスが崩れることが予想されます。しかし残念ながら今のところ、こういったリスクについて考えていなかったということでした。これまでゴールデンキングスはこういった減免もしてきているということもありまして、今後指定管理に、これまでの計画では収支が合わないのではないかという意味で質問をさせていただきました。また、今後これについては質問をしていきたいと思います。 ③沖縄市は琉球ゴールデンキングスが経営上などの問題で、沖縄市アリーナを使用しない場合はどのように運営できるのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 琉球ゴールデンキングスにつきましては、本市ホームタウンを宣言していることから、アリーナが完成した暁には、Bリーグ基準である5,000人以上のアリーナが本市のアリーナになりますので、琉球ゴールデンキングスが活用していただけるものと認識しております。その認識のもと(仮称)沖縄市多目的アリーナ施設等整備に関する運営手法等検討調査業務におきまして、事業収支計画を算出したところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 一般質問通告書47ページ、質問事項6.1万人アリーナ完成後の利用のあり方についてです。質問の要旨(2)指定管理について。①沖縄市アリーナを民間管理者に委託する場合、琉球ゴールデンキングス、沖縄バスケットボール株式会社も候補になるのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 (仮称)沖縄市多目的アリーナの管理運営につきましては、指定管理者制度を活用し、施設管理者を選定していきたいと考えているところでございます。そのため、指定管理者の候補となるには指定管理者を公募する際の公募条件に該当することが必要であると考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ②沖縄市アリーナの運営収支計画では、経営破綻は想定しているのかについて、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 (仮称)沖縄市多目的アリーナ施設等整備に関する運営手法等検討調査業務につきまして、アリーナの事業運営手法の検討を行い、それを踏まえた収支計画を算出したところであり、経営破綻を想定し、策定したものではございません。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 この運営については一般質問においては高橋 真議員や大城 隼議員からもあったと思います。やはりつくった後がかなりみんな心配していることだと思います。6月定例会の本員の一般質問でもあったんですけれども、(仮称)沖縄市多目的アリーナ施設等整備に関する運営手法等検討調査業務報告書の75ページにありました。指定管理者の中の市の財政面での支援の欄に、独立採算が難しくなり、当初数年間の市からの拠出による財政支援が必要とある。さらに指定管理者制度の総合評価の欄に、県内、市内ともに導入が容易であり、開業当初の独立採算が難しい場合も市の財政支援による安定化が可能であるとあります。もし指定管理者が採算が合わない場合は市が補填するから大丈夫だよということが書かれています。なぜ、わざわざこういうことを言うかというと、エイサー会館、稼働率17%という、新聞でも出ていまして、かなり衝撃ではなかったかと思います。決してエイサー会館も過剰な想定をしていたわけではなかったのではないかと思います。1万人アリーナは年間3億円を超える運営費がかかります。年間20日稼働する想定です。ちなみに120日の17%は20.4日です。これで1日に利用料200万円を掛けると4,080万円、想定の利用料金収入が年間2億4,000万円ですので、2億円の赤字となります。エイサー会館と一緒にすることは当局もおもしろくないかもしれませんが、実際沖縄市の施設の現状からすると、現在市民はまた沖縄市は失敗するのではないかという心配があります。こういう心配をいい意味で裏切ってくれることを望みます。また、こういう運営に関する市民に迷惑がかからないような施設づくりについて、今後も注視していきたいと思います。これで本員の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で桑江直哉議員の一般質問を終わります。 引き続き、一般質問を行います。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 こんにちは。午後の時間は少し眠気も誘うわけですけれども、張り切って一般質問をさせていただきたいと思います。日本共産党会派の池原秀明と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、質問に入る前にちょっとだけ所見を述べたいと思います。本員は今度の市議会議員選挙において、8度目の当選をさせていただきました。これもひとえに多くの市民の支持者の皆様方、そして後援会の皆様方の御指導、御鞭撻、そして御支持の賜物であり、衷心より厚く御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。本員は常に市民が主人公の政治理念のもとに、市民の声をしっかりと市政に届けて、市民要求実現のために最大限取り組むことを約束してまいりました。そのことが沖縄市が住みやすく、平和で豊かなまちづくりに資することになると確信するものであります。当局の皆様、議員諸賢の皆様、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。 それでは一般質問通告書の48ページをお開きいただきたいと思います。 まず、質問事項1.基地問題についてであります。質問の要旨(1)米軍統合計画による倉庫群の移設についてお伺いいたします。本員は、米軍基地統合計画によるキャンプ・キンザー牧港補給地区の倉庫群、嘉手納弾薬庫知花地区への移設計画を進めていることについて、幾度となく各協議会等の進捗状況をお伺いさせていただきました。これまでなかなか進展が見られておりませんが、今回は進展がありましたでしょうか、お伺いをいたします。前回、第396回定例会の代表質問では、国等で構成する協議会を活用し、諸課題の解決に向け取り組んでまいりますとの前々回の一般質問の回答を受けて、代表質問でも取り上げました。そのときの回答が比謝川及び与那原川の浸水被害軽減のため、当該河川の早期整備について、沖縄防衛局や県に対して嘉手納弾薬庫知花地区への移設に関する協議会等を通じて、働きかけを行っております。協議会において比謝川については福地橋からジュリエットゲート橋までの約2.8キロの区間において、現在、米軍、沖縄県、そして防衛局、3者による細部の調整を行っておりまして、平成30年度内には県において測量及びボーリング調査等に着手する予定だと回答を得ましたが、その後の経過についてお伺いをいたしたいと思います。 まず、質問の要旨(1)①河川改修で浸水対策について、具体的計画の取り組みはどこまで進んでいるのか。ア.比謝川河川の改修スケジュールと進捗状況をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 池原議員の一般質問にお答えいたします。 福地橋からジュリエットゲート橋までの河川改修につきましては、昨年の11月30日に日米合同委員会で合意されたことを受け、現在、現地米軍、県、沖縄防衛局の3者による細部の調整を行っており、現地協定書の締結を今月中に行うと聞いております。協定書の締結後は県において共同使用区間の測量及び設計調査等に着手する予定と聞いているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 なかなか具体的にはいかない。まだまだ協議書を締結したということで話し合いの場を設けたというだけですか。 イ.与那原川河川の改修スケジュールと進捗状況についてもお伺いいたします。与那原川については、これまで6割の用地取得が済んでおり、平成30年度も引き続き、未買収用地の取得に取り組んでいく予定と聞いておりますと、代表質問では答弁がありました。その後の経過を具体的にお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 与那原川につきましては約6割の用地取得が済んでおりますが、今年度も1筆の用地買収を済ませております。引き続き、用地交渉を進めていくと県からは伺っております。整備スケジュールにつきましては、合流する比謝川の整備、これは第3軍道橋近くになりますが、その整備を含め、現在、沖縄防衛局と調整を行っていると聞いております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ここでもまだ調整ということですね。 次に②交通渋滞の解消についてお伺いをさせてください。6月定例会の代表質問で沖縄北インターチェンジ交差点の渋滞対策については、去る5月31日、沖縄総合事務局が主体となって、沖縄防衛局や沖縄県、沖縄市等、関係機関で構成する沖縄北インターチェンジ交差点周辺渋滞対策検討委員会が組織をされ、渋滞解消に向けた検討を進めていくことになった。今年度より各機関において対応策を実施してまいりますとの答弁でありました。また、県道74号線及び同26号線の渋滞対策について、協議時期や対策の有無等については沖縄防衛局と調整していきたいとの答弁であった。その後の経過についてお伺いをいたします。ア.沖縄北インター改良のスケジュールと進捗状況をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 池原議員の一般質問にお答えいたします。 前定例会と同様な答弁になりますが、沖縄北インターチェンジ交差点の渋滞対策につきましては、本年5月31日に沖縄総合事務局が主体となり、沖縄防衛局や沖縄県、本市等で構成する第1回沖縄北インターチェンジ交差点周辺渋滞対策検討委員会が開催され、平成30年度内に現況調査を実施し、それに基づく対策内容を決定し、平成31年度以降、各機関において対策を実施していくための検討を進めていくことの確認が行われております。第2回委員会の開催につきましては、沖縄総合事務局で開催日程について構成機関と調整をしているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 なかなか進みませんね。今の段階では協議会が立ち上がって、平成30年度には現況調査をしていくということですので、少しは動いたのかなと思っております。 次にイ.第3ゲート前の県道74号線の改良スケジュールと進捗状況をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 県道74号線への影響について、今後の移設エリアの建物配置の詳細な検討状況等を踏まえ、必要な調査を実施し、必要に応じて適切な対応を講じるよう沖縄防衛局へ働きかけているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次にウ.県道26号線の改良スケジュールと進捗状況について、お伺いしたいと思います。まず、ここでは市道かりゆし園通りからの、いわゆるクランク型の道路の改修計画も検討されているかどうか、お伺いをいたします。代表質問の再質問の答弁では、現在クランク上の交差点の解消に向けて、沖縄県へ要望をするとともに調整を進めていきたいということになっておりました。その後の調整内容についてもお伺いをいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 県道26号線、国道329号、市道登川48号線からなる道路の形状はクランク上の交差点となっていることから、渋滞や事故の要因となるなど、円滑な交通等に関し、課題があると認識しております。現在、沖縄県土木建築部と中部市町村会との行政懇談会等において、同交差点の改善を要望するなど、沖縄県と調整を進めているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 この箇所は市道、かりゆし園からの通りと、それから国道329号と県道26号線にかかわっているんです。クランク交差点というのは。そういう面では3者が十分調整をしないといけない。しかも事業そのものは恐らく国道関係が調整されると。それと県道をつなぐということですので、そこら辺をしっかりと調整をしていただきたいというふうに思います。 次にエ.知花38号線の整備計画についてお伺いいたします。これまで協議会でどのような協議がなされたのか。これまでは沖縄市の計画通りで進めるとしておりましたけれども、今後線形の変更もあり得るとの答弁もありました。その後の進捗をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。
    ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 市道知花38号線の整備につきましては、現在までに約1,000メートルの整備が完了しているところでございます。未整備区間につきましては基地から派生する諸問題に関する作業部会において、平成28年度に沖縄市が抱える課題の一つとして説明しておりますが、移設に伴う施設配置計画が未策定であり、作業部会の個別のテーマとして検討をするまでには至っておりません。当該路線は倉敷ダムや東南植物楽園及び多くの農業用施設から県道26号線へ続く重要な路線として認識しており、今後も全線供用に向け、沖縄防衛局など、関係機関と調整を行っていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 こちらもなかなか進みません。沖縄市の計画は今のところは、あとわずかですよね、あと400メートル程度。それからすると移設によっては線形を変えて、今の基地内を共同使用しているところに変わっていく可能性もあるという前回の答弁であったわけですけれども、これについては要請もまだされていない。協議会のテーブルの俎上にのっていないということで理解してよろしいでしょうか。よろしくお願いします。 次にオ.市道登川4号線の改良スケジュールと進捗状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 市道登川4号線につきましては、平成28年度より一部狭隘区間の拡幅や歩道整備など、安全で円滑な道路交通環境づくりに取り組んでいるところでございます。平成29年10月に実施設計を終え、現在自治会と連携しながら地権者との合意形成に取り組んでおります。今年度は一部擁壁を設置する必要があることから、擁壁設計業務を行い、平成31年度より用地測量、土地評価、用地買収等を実施し、平成35年度の工事着手に向けて取り組みを進めてまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 この件なんですけれども、ちょっとだけ再質問をさせていただきたいと思うんですけれども、移設計画が持ち上がってから市民からの要望ということで、登川4号線の改良の要請があったと思うのですけれども、この関係の予算については、いわゆる基地関連の推進交付金を使っていくのか。それとも市の一般財源からやっていくのか。そこら辺の見通しについてお聞かせ願えませんか。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 市道登川4号線の事業につきましては、沖縄市再編交付金事業基金を活用し、取り組んでいるところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ③環境対策についてお伺いいたします。これは移設関係になりますので、作業部会において、自然環境の保全に留意した環境調査の実施を計画しておりますと。現在実施されております現況調査が行われておりますので、また地下水などの水質調査につきましても、作業部会などを通して要望して考えていくというふうに答弁がありました。その後の進捗についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 こんにちは。池原議員の御質問にお答えいたします。 これまでにも答弁をさせていただきましたとおり、統合計画における環境調査におきましては、沖縄防衛局において今回の移設に伴い整備する倉庫群等は、環境影響評価法及び沖縄県環境影響評価条例のいずれにも該当する事業でないと認識しているとのことでございました。しかしながら、地域住民の懸念への対応は必要と考えており、自然環境の保全に最大限配慮するとの観点から、移設エリア内において自然環境の保全に留意した環境調査を昨年11月から実施しており、希少動植物の保全に関しては専門家、有識者の意見を拝聴し、適切に対応をしてまいりたいとの報告を受けております。沖縄防衛局に対しましては、地域住民の懸念事項を払拭できるよう引き続き、自然環境の保全に留意した環境調査の実施を要望してまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 この件も前回と答弁全く同じで、進展が見られないですね。ありがとうございました。 次に④キャンプ・キンザー倉庫群の移設に反対することについてお伺いいたします。今度の市議会議員選挙に当たって、政策づくりの資料にするために日本共産党は市民アンケートを実施いたしました。その集計と分析、総括を行いましたけれども、その設問の中で、キャンプ・キンザー倉庫群の嘉手納弾薬庫知花地区への移設について、賛成がわずか8.5%、反対が63.6%、わからないが27.9%でありました。このことから市長選での移設問題で信任されたとは言い難いのではないかというふうに思います。そういう面では市長の、民意を真摯に受けとめて、今後どうすべきかどうか、市長の見解をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 こんにちは。池原議員の御質問にお答えをいたしますが、キャンプ・キンザーを嘉手納弾薬庫地区への移設を受け入れたことは、私は基地の整理縮小は迅速になされるべきであるとの考えのもとであります。それは沖縄県全体の経済振興に大きくつながるものと確信をしているからであります。そして、ただいま63%以上の反対があると言っておられますけれども、共産党の皆さんがどれほどのサンプルをとって、そのサンプルの中の6割かは私にはわかりませんが、少なくとも4月の市長選挙には私の得票率は、得票数の6割を超えていたと思っております。私の施策が支持されたものと考えておりますので、政策どおり進めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 また、この件については本員たちもアンケート調査をさせていただきましたので、その反映ですので、しっかりとまた、この件については次回もやっていきたいというふうに思います。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時01分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時18分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 48ページの質問事項2.福祉行政についてであります。質問の要旨(1)介護保険料の負担率についてお伺いをいたします。市民アンケートで暮らしが悪くなった理由について、何ですかとの質問に対して、国保、介護保険料の負担増が37.9%、年金減少が35.6%、税金負担増が31.1%、介護医療費の負担増が23.2%、これは複数回答を求めておりますので、一概にトータルにはなりませんけれども、一応、社会保障関連が市民の負担増になっていると。暮らしにくい要因になっているというふうな回答が出ました。これは現在の安倍政権の社会保障改悪が浮き彫りにされたというふうに本員は理解しております。しかも大変な逆進性と低減性です。そこで本市の実態を明らかにすべく質問をいたします。まず、①所得に対する比率について。ア.所得80万円(年金生活者)の被保険者の負担率は幾らか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 こんにちは。池原議員の御質問にお答えいたします。 所得が80万円ではなくて、年金収入が80万円のみの場合でお答えいたします。年金収入80万円のみの被保険者は第1段階の保険料に該当しますので、介護保険料は第1号被保険者保険料基準額、年額7万7,760円の0.45の負担率、額にして3万4,992円となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 大変失礼しました。80万円の場合には非課税の方々ですので、収入ということですけれども、900万円のところは所得で見られております。イ.所得900万円の被保険者の負担率について幾らか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 合計所得額が900万円の被保険者は第13段階の保険料に該当しますので、介護保険料は基準額、年額7万7,760円の2.28の負担率、額にして17万7,288円となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ②所得段階別料金制度について、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 本市の第1号被保険者の介護保険料につきましては、市県民税の課税状況や所得状況などに応じて、13段階で設定しております。これは法令に定められた基本の9段階のうち、第9段階目、総所得300万円以上の方について、さらに4段階の区分を設け、保険料の弾力化を図っているものでございます。法令上、基本の9段階の第9段階目については、市で段階をふやし、弾力化を図ることが可能となっておりますが、基準額となる第5段階より低所得者の方については、段階をふやすことができる規定がございません。本市の第7期介護保険料の設定に当たっては、第1段階から第4段階までの低所得者層の乗率について、基準とされる乗率より下げて調整を図り負担軽減を図っているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 この件について再質問をしたいと思うんですけれども、所得階層別の料金の年額をお伺いさせてください。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 では第1段階から年額3万4,992円、第2段階は4万8,984円、第3段階が5万1,312円、第4段階が6万7,644円、第5段階が、これが基準額となります。7万7,760円。第6段階が9万3,312円、第7段階が10万8,864円、第8段階が12万9,072円、第9段階が13万5,300円、第10段階が15万3,960円、第11段階が16万176円、第12段階が17万2,620円、第13段階が17万7,288円となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 今の数字を聞いて、びっくりしているんですけれども、いわゆる所得段階別の料金の年額を見ると、極端な場合、所得が1円の違い、例えば80万円以下、それから80万円を超した場合には第2段階に移りますね。その差額は1円の違いでですよ、約1万3,992円の差が出ます。それから200万円未満と200万円以上については2万208円となって、この負担率は、境目が1円違うだけで1万3,000円も低所得者の皆さん方、1万3,000万円余り、それから平均の200万円前後の人たちが2万208円ということでは、まさに負担感が非常に大きいというふうに思うんです。本員は、これは市民は本当に偽らざる気持ちだろうと思うんです。たった1円違うだけで、これだけの差が、また負担額として違ってしまうという面では、市民は納得いくのでしょうか。これは感想で終わりたいと思います。 ③賦課総額算出の仕方についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 介護保険料につきましては、3年を1期として策定する介護保険事業計画において、3年間に要すると見込まれる保険給付費と地域支援事業費の総額、第7期計画では293億7,625万3,506円でございます。そのうち、第1号被保険者である65歳以上の方の負担分、これは23%になります。それをもとに賦課総額を算出しております。平成30年度から平成32年度の第7期計画では、この23%分が67億5,653万8,306円となっており、この額から後期高齢者数や所得段階別被保険者数の保険者間格差を調整する普通調整交付金の見込み額と介護給付費準備積立基金からの繰入額を差し引き、保険料収納に必要な額を算出しております。第7期については3年間で60億7,736万5,031円となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 なかなか賦課総額の算出の仕方について、市民はわかりにくいけれども、今そういう形でお伺いしていると、相当のものになるかなというふうに思っています。 ④家族(世帯員)を含めた所得の課税状況で、所得段階ではどうなっているのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 13段階ある介護保険料のうち、第3段階までが非課税世帯の段階となります。第4段階以降が課税世帯の段階となっております。第4、第5段階は家族、世帯員が課税、本人非課税の世帯となっています。保険料賦課にかかる世帯につきましては、住民基本台帳の登録に基づく世帯となっており、課税者が同一世帯にある場合は、生計同一とみなされ、第4段階以上の段階となります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 これについては再質問をしたいと思いますけれども、国保料と税金などと違う不合理な計算の仕方となっておりますけれども、そういうふうに受けとめてよろしいでしょうか。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 不合理と受けとってほしくないです。介護保険法上、課税者が同一世帯にある場合は、生計同一とみなされる。そういう制度設計となっておりますので、どうか御理解のほど、よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に質問の要旨(2)沖縄市障がい者プランについて、お伺いいたします。沖縄市では平成26年度に第4次沖縄市障がい者プランを策定し、計画の基本理念として、障がいの有無にかかわらず、人権を尊重し、だれもが安心して暮らせる福祉文化のまちを位置づける各種施策を展開してきておりました。平成29年度末をもって、第4期沖縄市障がい者プラン計画に係る内容が終了いたします。平成30年度は新たに沖縄市障がい児福祉計画を包含させた改定プランを策定してきました。そこでお伺いをいたします。①就労支援の充実について内容をお伺いいたします。ア.一般雇用の拡大に向けた支援体制の充実について、その取り組みと実績をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 第4次沖縄市障がい者プラン改訂版につきましては、平成30年3月に策定し、去る6月定例会において議会報告を行い、今後3年間の計画として関係部局や障がい者自立支援協議会の協力のもと、PDCAサイクルによる毎年の進捗管理を行いながら事業を推進しているところでございます。 御質問の一般雇用の拡大に向けた支援体制の充実について、障がい福祉分野での取り組みについてお答えいたします。労働教育関連機関との連携については、平成30年度の目標値は継続実施となっておりますが、今年度はこれまでよりさらなる強化ができるよう取り組んでいるところでございます。具体的には、これまでは障がい者自立支援協議会の会議において連携を図ってまいりましたが、今年度より、さらなる強化を行うため、専門部会に就労部門、いわゆる就労部会の設置を行う準備を進めているところでございます。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 それでは池原議員の一般質問にお答えいたします。 一般雇用の拡大に向けた支援体制といたしまして、沖縄労働局や沖縄公共職業安定所、沖縄県など、関係機関と連携し、就労相談や巡回指導等を行っております。また、障がい者雇用の一環として、在宅就労に取り組む企業の担当者をお招きしたセミナーを開催し、雇用主、当事者、支援者等の意識啓発に向けた取り組みを行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次にイ.就労に向けた訓練の推進について、お伺いをいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 就労に向けた訓練については4つございます。4つの訓練ともにそれぞれ目標を掲げ、障がい者の就労に必要な知識の獲得、能力向上のための訓練を行うなど、就労支援や就労後の職場定着のための支援を行っています。4つの訓練の平成30年度の目標値と8月末時点の実績についてお答えいたします。 まず、1つ目、就労移行支援ですが、目標66人に対して実績が66人。2つ目、就労継続支援A型については、目標318人に対して、262人。3つ目、就労継続支援B型については、目標593人に対して、570人。最後4つ目です。就労定着支援については目標8人に対して、実績はゼロとなっております。実績がゼロの理由ですが、就労定着支援は今年度より制度化された支援となっており、支援が行える事業所が少ないことが要因と考えられます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次にウ.公的機関での雇用促進について、お伺いをいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 池原議員の質問にお答えをいたします。 公的機関での雇用促進でございますが、法定雇用率を遵守しながらも、その水準以上の雇用を目指す、継続的な障がい者雇用の促進に努めてまいりたいと考えております。目標といたしましては、平成30年度から平成32年度の間で、法定雇用率2.6%以上の達成を目指すことを目標としており、障がい者を対象とした次年度の職員採用試験を実施しているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 これについてはちょっと所見を述べていきたいと思いますけれども、今、沖縄市は法定雇用率に近い数字で推移をしているというふうにお伺いいたしました。その中で新聞等でも報道されましたように、政府において、いわゆる旗振り役のお膝元で、障がい者雇用の実績を水増しをして、雇用していないのに雇用を申請して、不正受給した旨がマスコミで報道がありました。これは国民をばかにするような体質が安倍政権の中に、はびこっているのではないかと、森友、加計学園問題と同一の根が深く沈着している感は本員だけではないだろうと思います。そういう意味で、公的機関でしっかりと障がい者雇用については法定雇用を守るように、そして、それを上回る採用ができますようにお願いしたいと思います。 それではエ.地域活動支援センターの充実促進について、お伺いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 地域活動支援センターの充実促進につきましては、平成30年度の目標を継続実施としておりますが、さらなる充実促進に努めるため、市内の地域活動支援センターとの意見交換を行うとともに、第4次障がい者プラン策定前に実施したアンケート結果から見える市民の声をもとに、ニーズに対応した地域活動支援センターのあり方について協議を行いました。協議結果については、現在取りまとめを行っております。今後は次年度以降契約するための指標を固め、よりニーズに応えられる地域活動支援センターの設置に向けて準備を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に49ページ、②学校教育期における支援の充実について、お伺いをいたします。ア.就学等指導についての周知、教育相談の充実について、お伺いさせてください。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 こんにちは。池原秀明議員の一般質問にお答えを申し上げます。 いわゆる学齢期における支援のあり方ということで、就学等指導についての周知、教育相談の充実に関してでございました。本市におきましては保育園や幼稚園に通園している園児については、その園での相談であったり、あるいはこどものまち推進部などの関係課における周知や支援のほうの提供をさせていると理解しております。また、小学校、中学校については学校並びに教育委員会指導課、あるいは就学支援委員会での面談の中で情報の発信や相談のほうに対応をしているというふうに取り組んでいるところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次にイ.特別支援教育等の推進の取り組みについて、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えを申し上げます。 本市におきましては特別支援教育の推進については、校長会、あるいは教頭会における情報発信、あるいはまた特別支援教育コーディネーター研修会の実施、学校訪問での授業参観や授業観察、あるいは指導課にいます、担当しております各種支援員の配置を行いながら支援を進めているところであります。また、就学支援委員会においては保護者相談を行いながら保護者のニーズ等にも耳を傾けながら、安心して学校に通えるような体制の構築を図っているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次にウ.学校、関係機関等との連携強化について取り組みをお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えを申し上げます。 学校における教育活動は、近年学校だけで十分効果が得られることはなかなか難しくなっております。議員御指摘のように学校と関係機関がより連携を密に取りながら、効果的な学校教育活動を進めることが大変重要になります。そこで現在、学校においては児童相談所を初めとする福祉部門、あるいは医療部門、臨床心理などの心理分野、また警察など、さまざまな関係機関と連携をとりながらケースバイケースで対応をしているところでございます。もちろん今述べたことは、これまでにもなされておりましたが、現在は学校長のリーダーシップのもと、組織として関係機関との連携をより進められるよう取り組みが図られていると理解しております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次にエ.放課後、休業期間における活動の場の充実、多様な交流の促進について、お伺いいたします。その取り組みについてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 御質問にお答えを申し上げます。 特別な支援が必要な児童生徒の相談については、教育委員会であれば指導課、あるいは教育研究所、また学校が主な窓口となっています。また、こどものまち推進部での相談もあるかと承知しています。議員御指摘の長期休業中や放課後の活動の場などについては、デイサービス等を受けている児童生徒については、当該施設での支援を受けているものと承知しています。一方で、そのようなサービスを受けていない児童生徒については現状、保護者の対応となっているところであります。学校の空き教室を活用して、放課後や長期休業期間の支援を行うことについては、各学校の空き教室の数や支援員の募集、配置、さらに学校施設をそのような支援に活用できるかなど、さまざまな角度から研究をする必要があると考えております。しかし、議員御指摘の提起については一考に値するものであるとは認識しておりますので、関係機関で情報共有をしながら研究を進めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 障がい者等の家族の就労支援及び障がい者等を日常的に介護している家族の一時的な休息の確保を支援するため、障がい福祉分野では日中一時支援事業と短期入所事業を実施しております。また、学校通学中の障がい児に対しましては、放課後や夏休みなどの長期休暇中において、生活能力向上のための訓練等を継続的に提供することにより、学校教育と相まって、障がい児の自立を促進するとともに放課後等の居場所づくりを推進するため、放課後等デイサービス事業を行っております。今申し上げた3つの事業の平成30年度の目標値と8月末時点の実績についてお答えいたします。まず、日中一時支援事業については、目標128人に対して、実績が133人。次に短期入所事業については、目標108人に対して、実績が120人。最後、放課後等デイサービスについては、目標441人に対して、実績が431人となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 今、数字をお伺いしていると、実績のほうが目標よりも上回っていると。努力をしていただいて大変ありがとうございます。取り組みについて、ますますこれからも頑張っていただきたいというふうに思います。学校関係についても、連携を密にしながら障がい児の皆さん方の就労支援についても、ぜひ御協力をいただきたいというふうに思います。ありがとうございました。 それでは次に質問事項3.多目的アリーナ整備事業についてお伺いをしたいと思います。この件については、とりわけ今日の一般質問の中で、桑江議員とダブるところもあります。この辺については桑江議員の答弁をいただきましたので割愛すべきものは割愛をしながら、視点を変えた形での質問をしたいというふうに思います。 質問の要旨(1)赤土流出防止対策について。①沖縄県赤土等流出防止条例に基づく許可を受けているけれども、許可工事区域外で濁水が湛水している事実があります。このことについて先ほどは8月15日と8月16日というふうな話でしたけれども、本員たちが確認したところでは、まだまだあったのではないのかなと思うので、この件について回数等も含めてお聞かせください。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時45分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時43分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 暫時会議時間の延長をいたします。 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時43分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時44分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 49ページの質問事項3.多目的アリーナ整備事業については、諸般の事情と、それから残りわずかの時間の関係で割愛させていただきます。よろしくお願いいたします。 それでは次に移らせていただきます。50ページ、質問事項4.防犯及び保安灯、信号機についてです。質問事項4から11までの間は、市民からの声として対話の中から要請を受けた事項を、たくさんの中から取捨選択をしながら分析・整理をして、今回出したものであります。本員は市民が主人公の政治方針のもとに、市民の声をしっかりと市政に反映して、市民要求を実現していくことをモットーとしておりまして、当局におかれましても市民の声として受けとめて、しっかりと政策に取り込んでほしいということで、よろしくお願いをいたします。 それでは質問の要旨(1)街灯・信号機の設置、公園の警察官の巡回等について。市民の安全、安心を守る立場からお伺いをいたします。①知花グシク内の街灯、防犯灯の設置について、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 池原秀明議員の御質問にお答えいたします。 知花グスクにつきましては、あずまやに浮浪者がたむろをしたり、不法投棄が多いということで伺っております。同問題につきましては、関係機関と対応について調整をしてまいります。また、街灯につきましては保安灯の設置について、当該自治会と調整をしてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に②古謝津嘉山町内の街灯の設置についてですけれども、古謝津嘉山町は区画整理されているところは、街灯はかなり整備をされておりますけれども、旧来のいわゆる津嘉山団地の近辺、それから下のほうの古謝部落におりていくところの傾斜地あたり、そこら辺の街灯が少ないということで暗いので、安心、安全な体制をつくってほしいという声ですので、この設置についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 古謝津嘉山町は古謝自治会の区域となっておりますので、今後古謝自治会と保安灯の設置について調整してまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ③美里団地(6丁目)に信号機の設置についてであります。これは仲本工業のほうからセーシジャー橋に抜けるところの入り口のほうに信号機がないということで、地区からの要請がありますので、この件についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 信号機の設置については、市は地域からの要請を受けて、沖縄警察署へ要請をしてまいります。沖縄警察署で交通事故発生状況や当該地域の交通状況などから総合的に判断し、沖縄県警察本部へ上申し、沖縄県公安委員会で信号機設置の指針に基づき、意思決定が行われます。当該箇所への信号機設置につきましては、自治会と調整を行い、沖縄警察署へ要請を行ってまいりたいと考えております。
    ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ④美来工科高校向けの信号機点灯延長についてであります。これは国道329号に向けて、T字路になっておりますけれども、周辺には高層アパートなどが建ちまして、人口増があって、二、三回信号待ちをして通過しているということで、信号の点灯の延長の要請がありました。この件について御答弁をお願いします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 信号機点灯時間の調整について、沖縄警察署へ確認したところ、点灯時間の調整につきましては地域からの要望を受け、市から沖縄警察署へ要請します。沖縄警察署で現場確認調査をし、沖縄警察本部交通管制センターで意思決定が行われることとなります。当該箇所の信号機点灯時間につきましては、自治会と調整を行いながら沖縄警察署へ要請をしてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に51ページの質問事項5.市民の健康についてです。質問の要旨(1)市民向けの健康施設の整備についてです。これは今かりゆし園のほうに健康増進センターが置かれています。それだけでは機械器具等が不足ということで、今、民間のジスタスとか、ペアレに参加しておりますけれども、やはり市民健康管理をしていくためには、公営の健康施設を整備してほしいという要請が上がっております。その件について御検討をお願いしたいと思います。御答弁をお願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長兼福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 池原議員の御質問にお答えいたします。 健康福祉部で所管している市民向けの健康施設としては、議員おっしゃるようにかりゆし園の隣、保健相談センターがございます。保健相談センターは市民の健康づくりを推進するため、地域と密着した健康相談や健康教育など、保健活動の拠点とするとともに、地域住民の自主的な保健活動の場として、昭和57年に設置した施設でございます。センター内には健康増進指導室のほか、リハビリ器具、エアロバイク等の運動器具やマッサージ器を設置し、市民が自主的に運動できる場を提供しております。しかしながら議員おっしゃるとおり施設の老朽化に伴い、現在、保健相談センターのあり方、今後の方向性を含めて、部内で議論を深めているところでございますが、建てかえ、新設を含め、健康施設の新たな整備について健康福祉部のほうでは今のところ予定はしてございません。本市内には公共、民間を含め、トレーニングルームやプールなど、スポーツ施設が複数存在します。公共、民間それぞれが持つ役割、目的のもと市民の健康づくりに取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 質問事項6.産業廃棄物についてです。質問の要旨(1)産業廃棄物処理施設や米軍基地による水質、土壌、環境汚染の処理について、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 池原議員の御質問にお答えいたします。 議員が懸念されております産業廃棄物処理施設については、沖縄県において新たな観測井戸3カ所、場内に2カ所、場外に1カ所を設置し、既存の観測井戸11カ所を含め、地下水等のモニタリングを継続し、専門家会議において地下水監視結果の解析と対策の評価などを今後行うと報告を受けております。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 池原議員の一般質問にお答えいたします。 沖縄防衛局に確認しましたところ、河川内の底質、地下水の水質の調査については、日本国内でのPFOSの基準がない中で、これら調査項目に係る調査結果の活用方法等について、米側との調整が整わなかったため、これらの調査項目については調査を実施しなかった旨の報告を受けております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に移ります。質問事項7.教育行政についてであります。質問の要旨(1)学力向上で学校現場はひどい状況で、子供の実態に合っていない。現状についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 こんにちは。池原議員の一般質問にお答えを申し上げます。 議員の御質問の趣旨は、全国学力・学習状況調査に向けた学校の取り組みについて御懸念があると認識をしております。教育委員会といたしましては、校長会や教頭会で各学校において、全国学力・学習状況調査の目的を踏まえたPDCAサイクルに基づく、計画、実践、検証ができるよう、その調査を活用いただくよう周知をしております。本市の学校においては、全国学力・学習状況調査に向けた各学校の取り組み状況につきましては、学校ごとの実態を踏まえ取り組んでいるものと認識をしております。具体的には週時程内の朝の時間や放課後の時間、あるいは授業の一部を活用して取り組みがなされていると承知しております。しかしながら、教育委員会といたしましては、それらの取り組みについては先生方の多忙化を助長したり、いわゆる平均正答率のみに視点を当てて取り組みを行うようなことは、指示はしておりません。冒頭に申し上げましたとおり、調査の目的を踏まえた活用を求めているところでございます。また、調査結果について、改めての報告書等の提出は求めておりませんので、御理解をいただければと思います。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 本当は再質問をしたいんですけれども、次に移ります。(2)マンモス校の状況及び解消について、今、宮里小学校、美東小学校がマンモス校の位置づけで認識していると思います。その件について学校の新設はあり得るのかどうか、将来の見通しをお聞かせください。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 それでは池原議員の御質問にお答えいたします。 本市は全国的な少子化の状況に反して、一部地域において児童生徒数の増加が見られ、そのため過大規模校、いわゆるマンモス校が存在している状況にございます。過大規模校の状況としましては、小学校におきましては31学級以上、中学校においては25学級以上を過大規模校とされており、普通学級及び特別支援学級を含めた全ての学級数でカウントをした場合、小学校で5校、中学校で3校が過大規模校となっております。過大規模校の解消に向けましては、学校の規模適正化の取り組みとしまして、平成27年1月に公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引が、文部科学省から示されたところであり、現在は同手引きの観点に留意し、各学校における児童生徒数の推移に注意しながら対応について検討を進めているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 質問の要旨(3)教育費の現状及び無料化について、お伺いしたいと思います。この件については政府も無料化の方向で、今、消費税関係を含めて検討に入っているようですので、市の方針をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 教育費の現状並びに無料化についての御質問にお答えします。 議員との聞き取りの中で、アルバイト等についてのこともありました。学生アルバイトの実態につきましては、議員も御承知のように中学生のアルバイト等は法令で認められておりません。高校生に関しては所管の県立学校教育課に問い合わせたところ、調査項目自体はあるという回答をいただいておりますが、貧困との関係であるとか、詳細の分析はまだなされていないということで、これからまたそういうことについては関係部局と調整しながら、その実態把握については努めていきたいと考えております。また、教育費の無償化につきましては、現在、国の定める義務教育、公立学校における無償の範囲により、授業料と教科書が無償となっております。しかしながら教材費に関しては保護者負担となっている現状もございます。そのほうについては現在さまざまな補助等を行っておりますが、その軽減につきまして、あるいは無償化につきましてはどのようなことが支援としてできるのか。今後検討、あるいは研究を進めてまいりたいと思っております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に質問事項8.建設行政についてであります。質問の要旨(1)街路樹、道路の清掃、草、庭木の撤去についてですけれども、この件については道路際に植えてある植栽の、とりわけホルトノキ、それからフクギの木、葉っぱが落ちたり、あるいは実が落ちたりして、周辺に非常に迷惑がかかっていると。とりわけホルトノキについては、毎日落葉するということで、これの清掃について、ぜひ検討をしていただきたいという要請ですので、答弁をお願いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 池原議員の一般質問にお答えいたします。 街路樹は歩行者が快適と感じられる歩道空間を形成するために、景観向上や緑陰形成等を目的として植栽しております。現在、落ち葉等の対策としての樹種の植えかえや樹木の撤去等は行っておりませんが、通行にも支障がある等がございましたら、地域の自治会等とも相談しながら対応について検討をしてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 これをもちまして、時間もありませんので、今回の本員の一般質問はこれで終わりたいと思うんですけれども、残りについては次の定例会で積み残してある分については質問をさせていただきます。よろしくお願いします。大変皆さん方には長時間というか、休憩をさせて議会の運営について少し支障を来したことについて、改めて皆さん方に御理解をいただきたいというふうに思います。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で池原秀明議員の一般質問を終わります。 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 市長を初めといたします沖縄市当局の皆様、先輩議員、そして同僚議員の皆様、そして沖縄市民の皆様、後方傍聴席に駆けつけていただきました皆様、本当にお待たせいたしました。議席番号5番、会派暁の町田裕介でございます。ただいまより人生初めてとなります一般質問をさせていただきます。少々お聞き苦しい点があるかとは思いますが、精いっぱい質問をさせていただきますので、当局の皆様、そして議員の皆様、お疲れのところかとは存じ上げますが、何とぞよろしくお願いいたします。 質問を始める前に、少しばかり自己紹介をさせていただきます。本員は、地元中の町小学校、コザ中学校、コザ高等学校、沖縄国際大学法学部を卒業し、その後、沖縄県の浦添警察署少年課、沖縄県警本部暴力団対策課、その後、公益財団法人暴力団追放沖縄県民会議という職務を遂行する傍ら、地元中の町青年会の初代青年会長として活動し、それから自治会運営委員会、沖縄青年会議所等に所属をしながら地域活動を行ってまいりました。その後、政治に興味を持ち始め、この沖縄市をよくしたい。そして中の町を元気にしたいと意を決し出馬をし、今年9月9日に執行されました沖縄市議会議員選挙において多くの市民より負託を受けまして、新人初当選をさせていただきました。この場をおかりして御礼申し上げます。まことにありがとうございました。本員は自ら所属する一般社団法人沖縄青年会議所の先輩でもあります瑞慶山良一郎議員とともに会派暁を結成し、議員活動を行っておりますが、会派名であります暁についての話も少しさせてください。皆様も御承知のとおり暁と聞くと中国の詩人で孟 浩然が歌った春眠暁を覚えずというフレーズを思い浮かべる方もいるかとは思いますが、暁とは具体的には太陽の登る前のほの暗いころを指し、古くは夜の後半から夜明け前のころまでの時刻の推移を暁、東雲、曙と区分をし、暁はこの中でも夜深い刻限を指して用いられておりました。また暁という言葉は縁起の良い言葉として待ち望んでいたことが実現した際にもよく用いられています。例えば、当選した暁にはなどといった場合でしょうか。このことから暁という言葉が示すとおり会派暁はこの沖縄市を照らし始め、ここからさらに前へ動き出していくぞという気概を胸に結成をいたしましたので、本員も新人で未熟者ではありますが、やる気は十分にありますので、皆様からもいろいろ御教示をいただきながら共に沖縄市をよくしてまいりましょう。また本員は約二十数年ぶりに中の町自治会を代表して当選をさせていただきましたので、この空白の期間、届くことが難しかった地域の声を形にするべく、今回はあえて中の町に関する質問が多くなっておりますが、何とぞよろしくお願いいたします。それではスムーズな進行を心がけてまいります。それでは通告書に従って、一般質問をさせていただきます。 52ページをお開きください。質問事項1.教育福祉行政について。 質問の要旨(1)児童館の設置についてお伺いいたします。 ①現在沖縄市内には児童館は何箇所設置されているか。また、児童館の意義を市としてはどのように考えているのかお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 町田裕介議員の一般質問にお答えいたします。 現在、本市には安慶田児童館、福祉文化プラザ児童センター、宮里児童センター、そして児童館機能を有する施設として、桃山公園内体験学習施設やまっちの4カ所の児童館がございます。児童館は18歳未満の全ての子供を対象とし、児童厚生員という専門スタッフが子供たちの遊びや活動をサポートしており、子供の健やかな育成を図る場として、また子育て支援の場としても機能しております。このように児童館は地域の中で、安心安全に過ごせる子供の居場所として極めて重要な役割を担っていると考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 それでは再質問をさせてください。 今、御答弁をいただいた4カ所の施設は全て中学校区として設置されていると理解してよろしいでしょうか。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 中学校区は8つございますが、そのうちの4カ所で整備されているということであります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 通告書②と③を入れかえて質問させていただきます。 ③児童館の設置場所としてどのような場所がよいと考えているか。市当局の見解を伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 お答えいたします。 本市では児童館整備計画に基づき各中学校区に1カ所の児童館の整備を目指しておりますが、その中学校区内の小学校の位置などについても配慮し、子供たちにとって安心安全に利用できる最適な場所がどこなのかを考慮しつつ、それぞれの地域の実情も勘案しながら設置場所を選定しているところです。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。各中学校区ごとの整備を考えているということでありますが、②でございます。コザ中学校区に児童館を設置することは可能であると考えているか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 お答えいたします。 現在、美里中学校区において児童館の整備に向けて取り組んでおりますが、その後のコザ中学校区での児童館整備につきましては、用地選定に向けまして適切な場所がないか情報の収集に当たっているところです。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 残り3校区における対応、設置までのタイムスケジュール、どのようにお考えなのか教えてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 児童館の整備につきましては、特に未整備の中学校区において、児童生徒数が多い地区を優先して取り組んでいるところです。整備のスケジュールとしまして、現在取り組んでいる美里中学校区に続きまして、残る3つの中学校区、コザ中学校区、越来中学校区、沖縄東中学校区におきましても、各中学校区の状況やニーズを踏まえながら順次弾力的に整備していく予定でございます。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 児童福祉法にもありますとおり、児童館は児童に健全な遊びを与え、その健康を増進し、情操を豊かにすることを目的とする施設であります。近年、家族のあり方が多様化し、とにかく子育て中に孤独感を味わいやすいママさん、パパさんにとって児童館は非常に利用価値の高い施設であると本員は考えております。ですから、特に子供が小さいころというのは外出先も限られてしまうので、子供たちを安全に遊ばせることができる児童館で一時的にも保護者の負担を減らしてリラックスできれば、さらに育児に前向きに取り組む気力も湧いてくるかと思っており、また本員の地域の方々からも児童館設置については、多くの御要望をいただいておりますので、できるだけ早期の設置実現を要望させていただきます。よろしくお願いいたします。 それでは次の質問に移らせていただきます。質問の要旨(2)学校防犯対策についてですが、近年、不審者として目撃されていたものが重大な犯罪を招く事案が相次いであり、とりわけ今年5月に発生した下校途中で行方がわからなくなり、殺害された後に死体遺棄として線路上に置かれ、遺体損傷にまで至ったいわゆる新潟女子児童殺害事件は記憶に新しいことと存じます。この逮捕された被疑者も、実は事件2週間前に事件発生現場近隣の小学校の女子児童に接近をしていたという不審者情報があった中で発生した事案でございます。それではお伺いいたします。①過去3年間の沖縄市内で発生した不審者情報は何件であったか教えてください。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 こんにちは。町田裕介議員の一般質問にお答えを申し上げます。 過去3年間の本市における不審者情報でございます。まず平成27年度から申し上げます。平成27年度48件、平成28年度67件、平成29年度が55件となってございます。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。再質問をさせてください。 この不信者情報を把握している情報は、どこからどのように入手した情報でありますか。教えてください。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 このような不審者情報は学校あるいは地域の方々、自治会の方々、あるいは警察からの情報提供が主な情報提供になっております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 さらに再質問させてください。 この不審者情報というのはどのような形で市民や保護者等にフィードバックしているか教えてください。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 教育委員会内の指導課でそういう情報を得た場合は、まずメールもしくはファクス等で、各小中学校へ周知をし、また保育・幼稚園課へ情報提供を行いながら保育園、幼稚園へ周知し、そこからまた保護者や市民のほうへ提供がなされていくというようなことが一般的なやり方となっております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 先ほども述べさせていただきましたとおり、不審者情報というのを甘く見ず、そのまま放置してしまうと重大な事件にも発展するおそれがありますので、ぜひとも引き続きの啓発と防犯対策をよろしくお願いいたします。また、御存じかとは思いますけれども、参考までに紹介をさせてください。沖縄県警察が去年9月から九州で初めてスマートフォンの無料アプリで「Yahoo!防災速報」というアプリケーションがあるのですが、それを使った防犯情報の配信を始めています。各都道府県警で設定された県警であるのですけれども、各県警がまとめた情報をアプリを通して利用者に配信する仕組みとなっており、把握したいエリアを3つまで登録できるようになっております。また、このアプリケーションを通して、事件が発生した場合には、24時間以内に最新情報を配信し、リアルタイムに警戒を呼びかけるといったアプリケーションがあります。昔からちょっと、皆さんも御存じと思いますけれども、県警が運用している「安心ゆいメール」というものがあり、こちらも主に不審者情報を中心にひったくり、車上狙い、空き巣とか、身近で発生する可能性のある犯罪情報、それから交通規制に関する情報、重要事件の手配情報等が提供されている安心ゆいメールというものも一応ありますので、これは県警察のホームページから誰でも簡単に登録できますので、こちらの情報等もまた合わせて参考にしていただけたらと思っております。 それでは次の質問に移らせていただきます。②学校として防犯対策はどのように講じられているかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えを申し上げます。 各学校におきましては、年度当初から全体集会あるいは学年集会、学級等で防犯対策の注意喚起をまず行っております。また、小学校につきましては、不審者侵入による避難訓練の実施や、警察による交通安全指導教室の中で幼稚園児と小学校1年生を対象に防犯対策、いわゆる「いかのおすし」の周知の実施をしております。また、市教育委員会からの不審者情報の提供があった際には、全校児童生徒への注意喚起を行うとともに職員によるパトロール、そして警察との連携を図って取り組みを進めているところでございます。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 いかのおすしに関しましては、子供たちもわかりやすい啓発の一つですので、引き続きの周知徹底をお願いしたいと思っております。なお、被害については、参考までになのですが、声かけ被害が全体の約4割を占めているそうで、その次につきまとい、露出等となっているそうでございます。また、登下校、帰宅時の被害が全体の約6割を占めていることからも登下校時の見守りも重要でありますが、そのことを踏まえ、次の質問に移ります。 ③第390回定例会において、島田議員からも質問があった、ICタグにて登下校を管理することができる、子ども見守りツール、通称「ツイタもん」の導入状況について、現在、沖縄市内で3小学校が運用開始していると聞いてはおりますが、本市においてさらなる導入の検討は可能であるか伺います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 ツイタもんの今後さらなる導入については、一番最初に導入した諸見小学校のように学校長が学校運営協議会やPTAなど保護者や地域への説明を行い、あわせて本市の個人情報保護条例など、あるいはまた教育委員会の規則等を遵守することができれば可能であると考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 前向きな御答弁ありがとうございます。なお、市外でも那覇市、浦添市、宜野湾市、豊見城市は新聞にも報道されていたとおりでありますが、各学校で県内でも広がりを見せていることからも、ぜひ沖縄市におきましても、子供たちの安全安心のためにもさらなる導入の検討をしていただけたらと思います。ツイタもんというツールなのですけれども、関西の企業がCSR活動の一環、企業による社会貢献の一環として予算を出して、日本全国で普及しているツールとなっておりますので、今お手元のほうにもチラシをお配りさせていただいていますけれども、設置、それからICタグの配布については、もう完全にNPO法人が窓口となって無料となっております。保護者の要望があれば、月額400円の費用。保護者の任意ですけれども、これだけやっていれば登下校でも自動的にメールで、何時何分門に入ったよ。何時何分門から出たというのが自動的に配信されるというシステムでありますので、一応参考までによろしくお願いいたします。 それでは次の質問に移ります。質問事項2.公園の整備について。 質問の要旨(1)本員は公園に対しまして、地域のコミュニティーをつくり上げていく空間として非常に大切な公共施設だと考えており、また沖縄市はこどものまち宣言をしているということもあり、市内公園の状況について質問をさせていただきます。①市内公園に係る整備・拡充についての年間予算を教えてください。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 町田議員の一般質問にお答えします。 市内には大小を合わせて122の公園があり、その維持管理及び新規に開設する公園につきましては、年次計画を立て、事業を実施しているところでございます。ここ3年の新設及び改修を行った主な公園は、平成28年度は若夏公園、美東公園。平成29年度は宮里第一公園の整備を行い、ほか八重島公園やコザ運動公園等で老朽化した遊具の改修を行っております。平成30年度は委託料及び工事費の合計で約3億6,000万円の予算を確保し、海中道路跡都市緑地やこどもの国公園、池原公園の施設整備、美里第一公園の遊具改修工事等を実施しているところでございます。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。再質問をさせてください。 平成30年度の予算について、3億6,000万円と御答弁いただきましたが、過去3年間の予算執行の推移を教えていただけますか、よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 過去3年間の予算につきましては、委託料及び工事費に係る予算において平成28年度は約13億円、平成29年度は約9億3,000万円。そして平成30年度は約3億6,000万円となっております。今年度が平成28年度、平成29年度に比べ大幅に予算が減額しているのは美東公園や若夏公園、美里第一公園など新規公園の整備が完了したことによります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。次の質問に移りたいと思います。 質問の要旨(2)中の町住宅街の中心にあります「上地第一公園」の整備状況についてですが、この公園は中の町出身であれば誰でもわかる通称「ちょうちょ公園」と呼ばれ、長年親しまれている公園であります。この公園についてお伺いをさせていただきます。①公園の外からは中の様子が見えにくく、保護者が安心して、1人で子供たちを遊ばせることができないので何とかしてほしいという声が地域より多く聞こえているのですが、今後の整備についてどのようにお考えでしょうか、教えてください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 上地第一公園は供用開始から37年が経過し、滑り台やブランコ等の遊具及びベンチやトイレ、園路等の老朽化や公園敷地が周辺より高く位置していることから、公園内の様子が見えにくい状況にあるなど、公園利用に際し、課題を抱えていると認識しております。今後につきましては、利用者の方々がより安全安心に公園を利用していただけるよう地域の皆様から御意見をいただき、施設の改修等について検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 この施設の改修等についての前向きな御答弁をいただきありがとうございます。本員もさらに地域の声を聞きながら調整していきたいと考えておりますので、引き続き御協力のほどよろしくお願いいたします。 それでは次の質問に移ります。②同公園の遊具等が新設あるいはリニューアルをされた最終の年月日がいつなのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 当該公園は供用開始以降、適宜維持管理に伴う軽微な修繕を行っているところではございますが、これまで遊具等の新設や大幅なリニューアルは行っておりません。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ③の質問に移りますので、53ページをお開きください。 今後、同公園内の遊具等を新設する予定はあるのか。あるいは新設することが可能なのか教えてください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 当該公園の遊具につきましては、現時点では大幅な改修の予定は立てておりませんが、供用開始から長年経過している点やこれまで大幅なリニューアル等が行われていないこと。また、当該公園の利活用が低い現状を踏まえ、魅力ある公園として利活用していただくために新たな遊具への更新については、地域の皆様の御意見や御要望、市内の公園における優先度などを考慮し、検討してまいります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 本員も地域へ持ち帰らせていただき、さらに御意見、御要望を確認してまいります。供用開始から長年経過していることと、ほとんどリニューアルをされていないことを鑑みていただき、ぜひ子供たちが遊べる新たな遊具、あるいは高齢者の方々が気軽に利用できる健康遊具等の導入や改修に関して、優先度をできれば上げていただけたらと思いますので、ぜひ御検討のほどよろしくお願いいたします。 それでは次の質問に移らせていただきます。質問事項3.経済行政(まちづくり)についてでございます。質問の要旨(1)沖縄市中心市街地を代表する街として発展してきた「中の町」についてお伺いいたします。 ①市内随一であります繁華街、中の町社交街の存在意義を市としてはどのように考えておりますか、見解を伺います。 ○小浜守勝議長 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 町田裕介議員の初めての一般質問にお答えをいたします。 私は中の町社交街が大好きであります。とりわけ20代後半から30代。青年のころは仲間たちと語り合い、議論を交わし、あるいは先輩におごられて、そのお供をし、説教をされたり人生論を無理矢理聞かされた。ある意味、真の大人として成長をさせてもらった場でもあると思います。地元の我々にとっては憩いの場、癒しの場であり、ビジネス、あるいは観光の観点から見れば接待、おもてなしを担う重要な場所であると思います。沖縄市の観光コンテンツとしてポテンシャルが高い場所であると考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 市長、ありがとうございました。本員も出身者として、あの街がかつて人にあふれていた時代というのをおぼろげながらちょっと覚えている中で、あの中の町をどうにかまた盛り上げたいという思いの中でいろいろ模索していきながら、頑張ってまいりたいと思っております。 それでは次の質問に移ります。②(仮称)沖縄市多目的アリーナが完成することで多くの観光客が沖縄市に訪れると思料されますが、回遊策として中心市街地(中の町、ゲート通り、一番街等)を利用する計画をどのように考えているのか。また、企業誘致による地域活性化も同時に図りたいが、どのようにお考えなのかについてお伺いさせていただきます。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 それでは町田議員の一般質問にお答えいたします。 中心市街地への回遊策といたしましては、魅力的な店舗の集積によりエリア全体の魅力度を高めることがとても大事だと考えております。その実現のための方策の一つとして、現在、本市では空き店舗等へのリフォーム補助や商店街等の実施するイベントに対する支援などを行っております。また、商店街が主体となってまちゼミなどを開催することで商店街の魅力向上に取り組んでいるところでございます。それから中心市街地内の滞在人口をふやすことも非常に重要だと考えており、中心市街地内へのホテルなどの集客施設やIT企業の誘致に取り組んでいるところでございます。
    ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 御回答ありがとうございます。 本員は桑江市長を支える側の与党系の議員として、本員はアリーナに大変期待をしております。ですからアリーナ建設後、アリーナを今後利用されるたくさんの方々を取りこぼさず、できる限り足元の沖縄市へもどんどん足を運んでいただけるようなまちづくりを行いつつ、これからさらにニーズが高まってくるでありましょう中心市街地を発展させるべく本員も頑張ってまいりますので、また、経済を活性化させるのは企業でありますので、市当局におかれましても、引き続きの企業誘致のほうの画策のほうをよろしくお願いします。ともに勉強して頑張ってまいりましょう。よろしくお願いいたします。 続きまして、次の質問に移ります。質問の要旨(2)中の町地区土地区画整理事業についてお伺いいたします。 ①でございますが、都市計画が決定されて以降、長期にわたり事業未着手であった経緯を含め事業認可がいつ決定したのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 町田議員の一般質問にお答えいたします。 中の町地区につきましては、昭和36年に第2地区土地区画整理事業の都市計画決定がなされた区域のうち、事業未着手となっていた部分であり、これまでさまざまな手法での開発を検討してまいりましたが、経済状況低迷の時期であったことや権利関係の複雑さから来る合意形成の難しさ等の問題があり、事業着手には至りませんでした。平成21年に本市が中心市街地活性化基本計画の認定を受けたことをきっかけに過去に検討した事業手法や権利者意向を再整理し、現在の社会情勢に即した計画の検討を行った結果、事業着手までのスピードとまちづくりとしての一体感を重視し、平成24年度から区画整理事業での事業化に向けて取り組み、平成28年2月16日に県から事業認可を得て同年2月24日に事業計画の決定の報告を行い事業に着手しております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 御回答ありがとうございます。 今の御答弁でもありましたとおり、都市計画の決定がなされ、法の網かけがかかったままの状態で長い年月がたってしまっていたところに市当局の御理解と御尽力のもと、県の事業認可を得るに至ったことに関しましては、非常に感謝をいたしておりますが、ただ少々、耳が痛い話になるかもしれませんけれども、このたび、区画整理事業予定地のエリアを回らせていただいた際の地域の声をお伝えしたいと思います。実際、昭和36年から現在に至るまで改修・改善のほか、商いの許可すらおりない状態が長年続いておりB地区、C地区といった以前の区画整理事業の説明があって以降、この計画がなくなった話が細かに地域住民の方たちに伝わっていなかったということの話を受けまして、放置されていたという感覚に陥っているそうです。ですから放置されていたということに対して、行政に対しては不信感が募っていると言わざるを得ないよねという話を複数から聞きました。ですから今後、住民説明会を通して説明はこれまでもしているところではあるかとは思いますけれども、引き続きあのエリアに住み暮らす人たちへの丁寧な説明をしていただけるよう要望をさせていただきます。 続きまして、②の質問に移ります。中の町地区まちづくり推進協議会とコザゲート通り会が地権者を含めた協議会をこれまでに何度も開催しているところでございますが、市としてはどこまで進捗状況を把握しているかお尋ねいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 中の町地区まちづくり推進協議会につきましては、地元意向の集約を図ることを目的とした組織として、中の町地区土地区画整理事業地内の土地建物所有者で構成しており、市と権利者のパイプ役として事業を円滑に進める上で必要不可欠な組織であると認識しております。現在、会員数は155人と聞いております。推進協議会の活動につきましては、週に1回程度勉強会等を開催し、区画整理事業に対する理解と区画整理後の街をどのようにしたいのか、権利者の意向把握及び意見集約を行っていると承知しております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 続いて、③の質問に移ります。③協議会としては土地を有効活用する計画的な街区運用を考えていると聞いておりますが、行政側と地元地権者とのかかわりをどのように考えているかお伺いさせていただきます。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 中の町地区まちづくり推進協議会と行政とのかかわりといたしましては、区画整理事業に関しては施行者である市が行いますが、土地の利活用につきましては権利者が主体的となるため、本市の立場としましては、権利者や推進協議会の活動に対するサポート役と考えております。市から推進協議会の活動を支援するために補助金の交付を行うとともに、まちづくりに関する意見交換及び情報交換を行うことを目的とし、中の町地区の関係者及び市内団体、庁内関係部署をもって構成した中の町地区まちづくり検討会の開催。また区画整理課の職員が推進協議会の勉強会等に参加しております。そのほか、企業誘致等の情報、観光の視点等、区画整理事業とは別に話を聞きたいということがありましたら、必要に応じて関係部署の職員も勉強会に参加し、意見交換及び情報提供等を行っており、権利者が望むまちづくりについて今後も引き続きサポートを行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 本員も勉強会に参加させていただいている中で、協議会の意見といたしましても、行政との横断的なネットワークを必要としておりますので、適宜、情報交換や進捗状況についての活発的な交流会を図っていきたいと思っておりますし、要望させていただきます。これからもまた引き続きよろしくお願いいたします。 続いて、④の質問に移らせていただきます。④市当局といたしましては、今後のスケジュールをどのように考えているかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 今後のスケジュールといたしましては、中の町地区のまちづくり基本方針であるにぎわいの創出と、定住促進に向けた身の丈のまちづくりの実現に向けて地権者及び自治会、コザゲート通り会、観光物産振興協会等の関係団体との意見交換等を通じて、今年度はまちづくりルール素案の検討及び道路詳細設計を行ってまいります。今後、平成31年度以降、仮換地指定に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。これからも引き続きよろしくお願いいたします。 この中の町区画整理事業というものが、またいろいろな形で見えてきたときにも区画整理という下の部分、この区画整理だけではなく、また上物に関しても民間主導型でやっていくという形での決定がなされている中、やはりどうしても行政の力というものは必要ですから、活発的な意見交換というものを求めていきたいと思っています。魅力あるまちづくり、魅力ある中の町をつくっていきたいと思っております。この件については最後にちょっと本員からの所見になりますけれども、夢あるまちの完成をゴールと見たときに、まちづくりに向けたスタートラインとして、行政と協議会が連携する初動の足がかりといえる窓口が区画整理課になっていると本員は思っております。行政と連携した民間主導型のまちづくり事業の全般的な作業の中において、区画整理課を一つのターミナルとして捉えたときに、まちづくりに向けた段階的な必要条件をつなぐための足がかりとしての立場がおのずと見えてくるかと思っております。ですから要望したいのが、今後、区画整理が終了した後も、行政各部局との横断的なネットワークを構築し、よりフレキシブルなまちのうごめきに合わせた柔軟な対応を取っていただけたら大変助かりますので、以前の中の町のにぎわいを取り戻すために、重ねてお願いですけれども、これからも引き続きの御理解と御協力のほどをよろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項4.青年活動(エイサー)についてですが、今回、この質問事項4に関しては割愛をさせてください。旧盆における現実的な旧盆の道ジュネーの手続関係ですとか、そういう現実的な乖離を感じる部分に対して、他県の文化芸能等の事例を鑑み、質問をさせていただく予定ではありましたが、本員自身もう少し落とし込みを行った上で機会があれば、また質問をさせていただきたいなと思っております。 最後になります54ページをお開きください。質問事項5.福祉行政についてでございます。 質問の要旨(1)特別支援学級についてお伺いいたします。 ①特別支援学級のカリキュラムにはどのような基準があるのかを教えてください。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 町田裕介議員の一般質問にお答えを申し上げます。 特別支援学級におけるカリキュラムについてのお問い合わせでございます。特別支援学級のカリキュラムについては、学校教育法施行規則及び小中学校の学習指導要領を基準とし、事業計画をし、実践することとなっております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 続いて、②特別支援学級のカリキュラムの中に特別支援学校が実施しているような授業を導入することが可能なのか伺いたいので、よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 先ほどの答弁で申し上げました学校教育法施行規則第138条において、特別支援学級における教育課程については、特別な教育課程を編成することができることとなっております。しかしながら、特別支援学級の児童生徒の実態と特別支援学校の児童生徒の実態は必ずしも同様でない場合もあるので、特別支援学校の教育課程そのものを運用・適用する場合は、その小中学校においてはそのあたりを留意しながら計画実施をすることがとても大事になると考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。なぜこのような質問をしたのかといいますと、特別支援学校と特別支援学級の狭間といったらちょっと言い方があれなのですけれども、例えばB1、B2、A1、A2という、こういった中で、そういうグレーゾーンではないのですけれども、そういう狭間の保護者の方々とちょっと意見交換をさせていただいた際に、本来であれば特別支援学校のほうに行かさなければならない、例えばA1程度の知的障がいの子の保護者の都合で特別支援学級のほうに行かしたいのだよという形で、特別支援学級のほうに行かせたことで、結局将来の生活に直結した自立の支援に関する授業というものをなかなか全面的にフルで受けることができない、やはり学校では。一部でもいいので、こういった授業がもしあればいいなとちょっと思って、そういう形で質問をさせていただきました。ですから、関係機関と特別支援学校、それから私立小学校の特別支援学級、先ほど話にもありましたけれども、連携を強化していただいて、一人でも多くの子の将来の幸せを考えた体制づくりを地域みんなでバックアップしていきたいなと思っております。少し難しい問題でありますので、なかなか今、御回答は難しいと思いますけれども、そういうところにも光を当てながら、実態として、やはり本来であれば、特別支援学校なのだけれども、学級に行って実際勉強というものがなかなか厳しい中で、ただ親御さんとしては、保護者としては将来この子が自立した形でやっていけるような学校で勉強を受けさせたいなというような、ちょっと一見矛盾にも似たような形かもしれませんけれども、そういう要望が実際にあったり、これが現実であったりしますから、ちょっと検討いただければと思っております。 以上で本員、人生初めての一般質問が終了となりますが、これから4年間本員もしっかりと勉強し、地域の、そして市民の皆様の声をしっかりと届けられるよう頑張ってまいります。また、沖縄市当局の皆様ともしっかり力を合わせ、よりよい沖縄市をつくっていくことをお誓い申し上げ、本員の質問を閉じさせていただきます。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で町田裕介議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時50分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 6時01分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 当局の皆様、よろしくお願いいたします。議場の皆様、大変長らくお待たせいたしました。会派躍進、新屋 勝でございます。野球のことも気になるとは思いますが、新屋 勝も少しだけ気にかけてください。そして、町田裕介応援団の皆様、本当にありがとうございます。町田裕介議員の爽やかな一般質問の後に大分プレッシャーがかかっておりますけれども、裕介議員に負けないように爽やかにいきたいと思いますので、どうぞ健康福祉部長、最後までよろしくお願いいたします。まずは御挨拶をしたいと思います。去る9月9日に行われました沖縄市議会議員選挙において、市民の御指示、御支援によりまして3期目を当選させていただきました。心からお礼を申し上げます。本市においても市街地活性化の問題を初め、待機児童の問題等、早急に取り組まなければならない課題があります。皆様と一緒に問題意識を共有し、そして協力し合いながら沖縄市発展のためにハッスル、マッサル。元気、やる気、本気で頑張っていきたいと思いますので、議員の皆様、職員の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。所見もあるんですけれども、所見はなしということですので、早速一般質問に入りたいと思います。よろしくお願いいたします。 質問事項1.台風時の職員対応についてでございます。去る9月28日から29日にかけて、台風24号が沖縄地方を通過しました。台風が直撃した本島では長時間に吹き荒れ、冠水や土砂崩れ、建物の損傷など甚大な被害が確認され、少なくとも52人が重軽傷、約25万戸が停電したそうです。本市においても、人的被害12人、建物・施設の損壊206件、避難者は182人。また9月29日の夜には市内で最大2万8,900戸の停電が発生しております。また、泡瀬では幹線道路を中心に冠水し、たまった水で道路の確認ができないほどだったそうです。今回の記録的暴風雨により市民は日常生活も混乱し、避難された方々は眠れない夜を過ごしたことだと思います。今回、多くの議員からも質問がありましたが、本員も簡潔に確認したいと思いますので、よろしくお願いいたします。質問の要旨(1)台風時における市民への避難準備の発信はどのように行っているか伺います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 新屋 勝議員の一般質問にお答えをいたします。 台風時の避難情報の発令ですが、沖縄気象台の情報をもとに避難準備を促すとともに、高齢者等の方々が避難に充分な時間がとれるように避難準備、高齢者等避難開始情報を発令いたします。情報の発信につきましては、防災行政無線、エリアメール、SNS、ホームページにて情報発信を行っております。また、避難情報や避難所の開設情報は沖縄県へも報告され、県からNHKや民放の各マスコミにも情報が配信され、テレビの画面に台風情報の中の避難所情報として表示されております。長期間の停電でテレビから情報のとれない市民の方が今回の台風でありました。 今後、LINE等の情報発信のあり方について前向きに取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 次、いきます。質問の要旨(2)台風時の市民からの通報や連絡等はどのように対応しているかお伺いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 お答えをいたします。 沖縄に台風の接近が予想された時点で職員は招集に備え、台風が来る少なくとも1日前には各部の職員18人で構成される緊急対応班会議が開催されます。その会議において、避難準備、高齢者等避難開始の発令時間、開設する避難所・時間、イベント開催可否情報、その他懸案事項を協議いたします。暴風警報が発令されますと災害警戒体制をとり、主に市民からの電話対応をする緊急対応班、常時18人が招集されます。緊急対応班で受けた通報等については、現場対応を行う水防班に引き継がれ対応を行うことになります。なお、台風時の市民からの通報は、市の代表電話番号にかけると直接緊急対応班につながるようになっております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 次、いきます。質問の要旨(3)台風時の防災課の職員体制はどうなっているかお聞かせください。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 お答えをいたします。 台風時の防災課の職員体制につきましては、暴風警報が発表される前から、3人の職員や嘱託職員の協力を得ながら24時間体制で情報収集などを行っております。この体制につきましては、暴風・大雨警報の解除後も市民からの電話連絡に対応できるようしばらく継続することとしております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 職員の皆さんもしっかり頑張っているということです。今回の台風24号、台風25号の直撃で職員の家も恐らく停電や断水の状態であったことだと思います。災害対応について、各部の職員は18人で構成される緊急対応班を初め、暴風吹き荒れる天候の中、市民優先で現場の対応をしていただいた職員、また台風通過後、暴風警報が解除された後も職員は残って市民の電話対応や現場対応を行ったと聞いております。対応に当たった職員の皆様には敬意を表したいと思います。総務部長、災害はいつ来るかわかりません。今回、多くの議員から防災行政についてさまざまな意見、そして質問がありました。また、そういうこともしっかり参考にしながら全庁的にしっかり取り組んでいってください。職員の皆様、大変お疲れさまでした。 次、いきます。質問事項2.消防行政について伺います。質問の要旨(1)違反対象物に係る公表制度の記事を見ましたが、どのようなことか、教えてください。 ①違反対象物の公表について以下をお伺いします。ア.違反対象物の公表とはどのようなことなのか教えてください。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎仲宗根繁消防長 こんばんは。新屋 勝議員の一般質問にお答えいたします。 消防法における違反対象物の公表について御説明いたします。違反対象物の公表は消防法令に重大な違反のある建物について、その違反内容等を公表するものでございます。内容といたしまして、多数の市民が出入りする施設等を対象に消防法に基づく立ち入り検査を実施し、法令で義務づけされているスプリンクラーなどの消防設備を設置していないことが確認された場合、約2週間をめどに建物の名称、所在地、違反内容を市のホームページ等で公表する制度でございます。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 今、消防長のほうから御答弁がございました。消防長、具体的に多数の市民が利用する施設というのは、どのようなものがあるかお願いいたします。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎仲宗根繁消防長 お答えいたします。 多数の市民が利用する施設とは飲食店、百貨店、宿泊施設などの不特定多数の方が利用する建物や病院、社会福祉施設などの避難が困難な方が利用する建物となります。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございます。 次、いきます。質問の要旨イ.本市にはどのような違反対象物があるのか教えてください。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎仲宗根繁消防長 お答えいたします。 現在、本市管内で把握している違反対象物は15施設ございます。内容といたしましては、スプリンクラー設備、自動火災報知設備、または屋内消火栓設備の設置義務違反となっている建物でございます。これらの建物に対しましては、現在、警告書等を発送し、違反是正の指導を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございます。 それでは次に移ります。質問の要旨ウ.本市の現在の取り組み状況を教えてください。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎仲宗根繁消防長 お答えいたします。 現在、消防本部予防課職員、消防署所の職員で違反の有無を確認するため、立ち入り検査を強化、実施しているところでございます。また、今年8月には政策会議を実施し、9月5日から10月4日までの1カ月間、パブリックコメントを実施いたしましたが、市民からの意見等はなく、現在、12月定例会へ違反対象物の公表制度の提案に向けて準備を進めているところでございます。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 今、消防長のほうから答弁がございました。来る12月定例会へ違反対象物公表制度の提案ということです。それでは他市の状況はどうなっているか教えてください。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎仲宗根繁消防長 お答えいたします。 現在、那覇市を含む2市が実施済みで、その他の市におきましては、本市同様2020年4月実施に向け準備を進めているとのことでございます。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 沖縄市は来る12月定例会へ提案する。そして実施に向けては2020年4月実施に向け準備を進めているということです。条例の一部改正、12月にわかります。施行までの期間が1年以上あるわけです。危険な建物と判断するならば、すぐに公表すべきだと本員は考えるのです。なぜ1年余りの期間を設けたのか、その辺の理由をちょっと教えてください。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎仲宗根繁消防長 お答えいたします。 初めに違反建物の背景について御説明いたします。建物を建てるときは建築確認申請の際に消防同意が必要であり、そこで審査をしているので当初から違反建物はないものと考えております。その後、法改正後に義務づけされた設備を設置していなかった場合や、用途変更、増築等により設置していなかった場合に違反建物になったと考えられます。消防法令では、例えば畳1畳分を増築した場合でも、自動火災報知設備の設置義務が必要となる場合や店舗の窓側に陳列棚を置いた場合でも窓がない、いわゆる無窓階と判断され屋内消火栓設備の設置義務が発生するほか、有料老人ホームにおきましては、増築もなく入居されている数の変化もない場合でも入居者の要介護認定が重くなった場合、スプリンクラー設備の設置が必要になる場合がございます。そのため、消防法令違反と気づいていない関係者が多くいる可能性が考えられます。今回の公表制度は、建物利用者の安全面の確保と同時に、建物所有者への消防用設備の適正な設置を促進する目的で行うものであることから、建物を利用する方々と建物を所有する方々に公表制度の趣旨を十分に説明する必要があると考えております。そのため周知期間には時間を要することが考えられ、総務省が示す各都道府県の実施目標時期が沖縄県は2020年4月となっていることから、本市も同様に施行日を2020年4月1日とした次第でございます。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 建物の細かい部分とか、所有する方に公表制度の趣旨を十分に理解してもらうと、そういうことで1年間の猶予があると。近年、全国各地で地震や水害といった自然災害がクローズアップされていますが、それに合わせて住宅火災、雑居ビル火災等も全国各地で起こっている現状を本員たちは報道を通じて目の当たりにしています。自然災害同様、一旦火災が発生した場合には多くの市民の命が奪われる状況が起こります。今回、消防本部が制度化を目指す、違反対象物公表制度、これは建物を利用する市民の安心安全を確保し、そして安心して暮らせる沖縄市を実現させるために必要なものであると本員は考えます。違反対象物の公表に関し、消防本部の皆様には市民への周知を徹底していただき、制度スタート時には消防長、違反対象ゼロを、しっかり1年間あるわけですから、しっかりゼロを目標に違反の取り締まりに尽力してほしいと思います。どうぞ消防長、消防本部の皆さんしっかり頑張っていただきたいと思います。 次、いきます。質問事項3.本市テニスコート施設について簡潔に伺います。質問の要旨(1)本市テニスコート施設について伺います。沖縄市はスポーツが大変盛んであります。コザ運動公園、スポーツ施設内でも体育館、野球場、屋内練習場の建てかえを初め、陸上競技場の改修工事も終えています。施設が充実し、市民の皆様が利用しやすい施設となっております。また、広島東洋カープ、FC琉球、琉球ゴールデンキングスを初め、今年の6月には男子バレーボールVリーグの強豪パナソニックパンサーズが、本市をサブホームタウンにすることを決定しました。プロスポーツを初め、学生、さまざまな団体が本市の施設を利用し、すばらしい結果を出しているところです。今後、スポーツで沖縄市のさらなる活性化が期待できることだと本員は考えます。また、テニスにおきましても、愛好者が多く、またレベルも高く、公式テニスにおいては県民体育大会で2年連続準優勝の成績もおさめています。テニス協会としても、協会主催の大会を開催したいと考えておりますが、残念ながら現在、コザ運動公園内で大会を開催できるテニスコートが整備されていません。そのためやむなく沖縄県総合運動公園のテニスコートを使用しておりますが、県管理のため、県の大会が優先されております。協会の希望する大会運営を実施することが困難な状況になっております。そこでお伺いします。質問の要旨①テニスコートの現在の状況を教えてください。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 それでは新屋議員の御質問にお答えをいたします。 沖縄市庭球場につきましては、昭和50年3月に供用開始しております。総面積は3,543平方メートル、クレーコートと呼ばれる土のコートが5面。附帯設備としまして、ナイター照明を完備しており午後10時まで利用が可能となっております。利用状況でございますが、平成29年度実績で利用者数1万5,398人、利用料収入が85万3,960円となっております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございます。 現在、近隣市町村のテニスコートは人工芝のオムニコートが主流となっています。このオムニコートというのは人工芝で、その上に砂がまかれているものなのですけれども、それが近隣市町村ではまずうるま市が8面、宜野湾市が8面、北谷町6面、西原町・嘉手納町がそれぞれ4面となっていて、コザ運動公園内だけがありません。そのため本市のテニス愛好者の皆さんは近隣地域へ出張し、テニスを行っているのが現状でございます。テニス協会としては、今後、生涯スポーツであるテニスをさらに普及させ、市民の健康増進を図るとともにジュニアの育成や指導にも力を入れたいと強く思っているところです。硬式テニス、そして軟式テニスが利用できるコートに改良し、現在5面ありますが、そのコートを増設し、テニス大会やテニススクールが開催できるテニスコートが必要だと思いますが、質問の要旨②でお伺いします。テニスコートの改修及び増設の計画があるかお伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 お答えいたします。 庭球場につきましては、土のクレーコート4面、オールウエザコート1面、計5面で供用開始しておりますが、供用開始から19年後の平成6年度にオールウエザコートにつきましては、老朽化が進んだことからクレーコートに改修し、現在の土のクレーコート5面の庭球場として市民に利用されているところでございます。供用開始当時は、土のクレーコートが主流でありましたが、現在は人工芝のオムニコートが普及し、近隣市町村でも主流となっております。竣工から40年以上経過しており、老朽化も進んでいることは認識しておりますので、利用者の皆様や関係協議団体等の御意見を伺いながら、コートの種類やコート数など改修を検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございます。 かなり年数がたっていますので、その辺もしっかりお願いしたいと思いますけれども、去る9月25日には多目的アリーナの起工式も終わり、本格的な工事に着手しているところです。多目的アリーナとテニスコートの併用ができれば理想と本員は考えます。多目的アリーナでテニスが利用できた場合、プロテニスプレーヤーの秋季キャンプとして活用が期待できるとともに、2月の全豪オープンに出場するプロ選手が温暖な沖縄で調整、そして練習を行いオーストラリアに移動する可能性が高いと考えられます。多目的アリーナと周辺でのテニスコートを整備することにより、テニスの国内大会や国際大会なども実施可能な施設になると思うが、質問の要旨③本市はテニスコートをどのようにしていくのか。また、今後の計画や取り組み方針についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 お答えいたします。 本市庭球場につきましては、供用開始から既に40年以上経過しており、市民や関係競技団体からも施設の充実を図るよう御要望や御意見をいただいているところでございます。改修計画につきましては、利用者等の御要望やコザ運動公園内の整備状況を踏まえながら、スポーツコンベンションシティの推進並びに市民のスポーツ振興の拠点として施設の充実を図ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 最後になりますが、テニスコートの整備、そして多目的アリーナでのテニスの利用が可能となれば、プロテニスプレーヤーのキャンプ及びエキシビションマッチ等を開催し、多くのファンやマスコミの集客が見込まれ、本市への大きな経済的効果にもつながるものではないでしょうか。また、アリーナの年間稼働率アップにも寄与できると思います。これらのことから早急に硬式テニス、軟式テニスが利用できるテニスコートの施設整備、増設をお願いしたいのですが、教育長の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育長。 ◎比嘉良憲教育長 新屋 勝議員の再質問にお答えをしたいと思います。 国の第2期スポーツ基本計画では、スポーツはするだけではなくて、見ることや支えることなど多様な参画の仕方をうたっております。加えてスポーツは健康や生きがいにつながるだけでなく、感動の共有、夢や明日への活力、多くの人々とのきずなが生まれるものとして1億総スポーツ社会の実現を提唱しているところでございます。本市におきましてはスポーツ基本法を受け、平成26年3月に沖縄市スポーツ推進計画を作成し、スポーツを通した身体づくり、人づくり、仲間づくりを基本理念に掲げ、市民がスポーツを楽しめる環境整備やスポーツに親しむきっかけづくりに取り組んでいるところでございます。議員から御提案の沖縄市庭球場の改修でございますけれども、コザ運動公園内の実用を踏まえた望ましい庭球場整備のあり方の検討を進めるとともに、財源や時期等の課題について関係部署と調整を図りながら改修に向けた努力をしてまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 教育長の心強い答弁をいただけましたので、新屋 勝、これで一般質問を終わります。本日はありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で新屋 勝議員の一般質問を終わります。 これをもちまして、日程第1 一般質問を終結いたします。 △日程第2 選挙第3号 倉浜衛生施設組合議会議員の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって議長において指名することに決定をいたしました。 倉浜衛生施設組合議会議員に栄野比和光議員、屋富祖 功議員、喜友名朝彦議員、小谷良博議員、高江洲義八議員、新里治利議員、阿多利 修議員、池原秀明議員、以上8名を指名いたしたいと思います。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました8名の議員を倉浜衛生施設組合議会議員の当選人と決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました8名の議員が倉浜衛生施設組合議会議員に当選されました。 ただいま当選されました8名の議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。 栄野比和光議員、当選承諾の御挨拶をお願いいたします。 ◆栄野比和光議員 改めまして、こんばんは。このたび、倉浜衛生施設組合議会議員の選挙におきまして、議長より当選ということでお声がかかりまして、まことにありがとうございます。誠心誠意、倉浜衛生施設組合の議案解決等に向けまして頑張っていく所存でございます。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 引き続き、屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 このたび、倉浜衛生施設組合議会議員に選ばれました屋富祖 功でございます。市民の役に立ちますように一生懸命頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 このたび、倉浜衛生施設組合議会議員に当選させていただきました喜友名朝彦です。頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 このたび、倉浜衛生施設組合議会議員に当選をいたしました小谷良博です。本員の地元でありますので、びしばしやっていきたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 このたび、倉浜衛生施設組合議会議員に当選をいたしました高江洲義八であります。一生懸命頑張ります。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 倉浜ですね、還元施設等の案件、そして北部の議員も勢ぞろいでございますので、重ねて池原議員の牛舎の施設もやっていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 倉浜衛生施設組合議会議員に当選をさせていただきました阿多利 修でございます。沖縄市のごみ行政をしっかりと市民の暮らしを守るため、頑張ってまいりますのでよろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 最後に、池原秀明議員。
    ◆池原秀明議員 このたび、3度目の倉浜衛生施設組合議会議員として当選をさせていただきました。ありがとうございます。今回、本員たちの課題として残っております、いわゆる地域の還元施設の問題です。これもやっていきたいなと思います。同時に地域の農業団体との覚書等にかかわる課題も残されております。そういうのも含めて、一生懸命ほかの議員と力を合わせて頑張っていきたいなと思っております。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 8名の議員諸賢におかれましては、沖縄市議会を代表してしっかりと頑張っていただきたいと思います。 △日程第3 選挙第4号 沖縄県後期高齢者医療広域連合議会の議員の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定をいたしました。 沖縄県後期高齢者医療広域連合議会の議員に仲宗根 誠議員を指名いたしたいと思います。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました仲宗根 誠議員を、沖縄県後期高齢者医療広域連合議会の議員の当選人と決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、仲宗根 誠議員が沖縄県後期高齢者医療広域連合議会の議員に当選されました。 ただいま沖縄県後期高齢者医療広域連合議会の議員に当選されました仲宗根 誠議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、告知をいたします。 仲宗根 誠議員、当選承諾の御挨拶をお願いいたします。 ◆仲宗根誠議員 皆さん、お疲れさまでございます。ただいま沖縄県後期高齢者医療広域連合議会の議員に当選させていただきました仲宗根 誠であります。しっかり沖縄市議会の代表としまして、課題解決に尽力していきたいと思います。合わせて議会で議論された内容を、しっかり沖縄市議会の皆さんにもフィードバックできるよう頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員には沖縄市議会を代表して、しっかり頑張っていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いをいたします。 △日程第4 米軍基地及び自衛隊基地に関する調査についてを議題といたします。 お諮りいたします。本件については、委員会条例第6条の規定により、10名の委員をもって構成する基地に関する調査特別委員会を設置し、これに付託の上、調査が終了するまで閉会中継続調査に付することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、本件については、10名の委員をもって構成する基地に関する調査特別委員会を設置し、これに付託の上、調査が終了するまで閉会中継続調査に付することに決定をいたしました。 ただいま設置されました基地に関する調査特別委員会の委員については、委員会条例第8条第1項の規定により、栄野比和光議員、嵩元直萌議員、町田裕介議員、稲嶺隆之議員、喜友名秀樹議員、金城由美議員、伊禮 悟議員、上地 崇議員、桑江直哉議員、前宮美津子議員、以上10名を指名いたします。 休憩いたします。  休 憩 (午後 6時40分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 6時40分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 お諮りいたします。本日はこれをもちまして、散会したいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって本日は散会することに決定いたしました。 次の本会議は、明日10月19日金曜日午前10時より会議を開きます。 本日はこれをもちまして散会いたします。大変お疲れさまでございました。  散 会 (午後 6時41分)...